鶴見レアールつくの商店街にある“居場所”「かえでこども食堂」

鶴見駅西口レアールつくの商店街にある「喫茶店 ラズベリー」にてスタートした「かえでこども食堂」では月に1度イベントや勉強会などを開催しています。
同様に月1で「かえで食堂」も開催。
お店に着くと看板犬である“かえで”もむかえてくれました。
今回は子どもからお年寄りまで、全ての人たちの居場所として活動を続ける「かえでこども食堂」や「かえで食堂」のご紹介です。
「かえでこども食堂」、「かえで食堂」とは?

「かえでこども食堂」とは、子どもたちのために食事を提供しているだけでなく、保護者や地域の居場所としても温かい場所を提供しています。
利用できるのは、3歳〜小学校6年生までの子どもたちです。
保護者の参加も大歓迎とのこと。
ボランティアの方々が企画したお楽しみ会なども実施されています。
「かえでこども食堂」では食事メニューは当日決まります。
一方、「かえで食堂」は3歳〜30歳、65歳以上の方や幼児を抱える保護者の方を対象に食事提供をしています。
赤ちゃんを抱えるお母さんや子どもたちなどが保護者の方と一緒に参加されることも多いのだそう。
「かえで食堂」も同じくメニューは当日決まるのだとか。
「かえでこども食堂」の温かな思い

「かえでこども食堂」は個人のボランティアとして2021年12月からはじまりました。
「おじいちゃん、おばあちゃんの家に帰ってきたようなそんな温かい場所を作りたい」との思いから活動がスタート。
「かえでこども食堂」では子どもだけでなく、どんな子どもや保護者も安心して立ち寄れる居場所でいたいと言います。
家庭のさまざまな在り方がある中「ただいま」と子どもたちが何度も遊びにきてくれるのだとか。
子どもたちの中には看板犬である“かえで”の顔をみたり一緒に遊ぶなどしてお店から帰っていくこともあるそうです。
子どもたちや保護者が気軽に訪れ、安心できる地域の場所としての役割にもなっているようにも感じました。
高校生たちも活躍中の「かえでこども食堂」ボランティア

「かえでこども食堂」では若者を中心にボランティア活動がおこなわれています。
16歳〜70代の方まで幅広くボランティア活動に参加されているのだとか。
鶴見区在住の子どもたちなど、口コミやチラシなどを見て参加を決めてくれる方たちも多いと言います。
たくさんの年代が集まることで孫といるような気持ちになったり、自分より知識のある目上の人に助言してもらえる機会も増えるのだとか。

かえでこども食堂公式Facebookなどを見て食品などの支援をしていただける企業や個人の方もいらっしゃるそうです。
誰でも参加できる子ども食堂を目指して

いずれは年齢にとらわれず、多世代の交流を目標にしていきたいとのこと。
もっと窓口を広げて、たくさんの人が出入りできるようにしていけたらうれしいとおっしゃっていました。
現在は季節に合わせたイベントの他にも勉強会や震災時のセミナーなどあらゆることを開催しているそうです。
子どもの気持ちに寄り添うだけでなく、保護者や地域の方たちの居場所としてもあり続ける「かえでこども食堂」の今後も楽しみです。
エリア情報
かえでこども食堂
住所:神奈川県横浜市鶴見区佃野町22-13
アクセス:JR京浜東北線「鶴見」駅から徒歩12分
横浜市営バス「三角(バス停)」より徒歩5分
電話番号:045-582-9218
公式Facebook:https://www.facebook.com/kaedekodomosyokudou/

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