歴史あるベーカリーショップ!鶴見「ESPLAN」
JR「鶴見」駅から徒歩約3分、お腹を空かせて歩いていると、次々と人が引き込まれていく和風なベーカリーショップを発見。気になったので入ってみました。
ということで、今回は1952年創業のベーカリーショップ「ESPLAN」を紹介していきます!
リニューアルオープンによって生まれ変わった店内
ESPLANは、その前身である1679年創業の覇王樹茶屋(さぼてんちゃや)と2022年9月に合体し、和風なベーカリーショップとしてリニューアルオープンしました。
リニューアルオープンにともない、店舗が和風に変わったことで、店内には畳の小上がりができました。
従来のパン屋さんのイートインスペースでは、回転率を重視するあまり、お客様がゆっくりできない空間になってしまっていて、じっくりとパンを楽しむことが難しいと考えた店主の塩田さん。
回転率は考えず、ゆっくりしてほしいという思いで、履き物を脱いで休むことができる畳の小上がりがつくられたのだとか。
おもてなしの心が感じられますね。
リニューアルオープンによって生まれたお米パン
リニューアルオープンによって生まれ変わったのは、店内だけではありません!
リニューアルをきっかけに、ご飯と麹菌でできたパンが誕生しました。
和風へとお店を生まれ変わらせるにあたって思いついたのが「お米」だったそうです。
本来パンを作る際にはイースト菌を使用しますが、こちらのお店ではイースト菌は使用せず、炊いたご飯、厳選小麦、麴菌、砂糖、塩、太白ごま油のみで作っているんです。
原材料の少なさから、お子様からご高齢のお客様まで安心して食べることができるそうです。すべての人に優しいパンですね!
お米は地元鶴見のお米屋さんで取り扱っている、ひとめぼれを使用。 原材料の50%はお米でできており、パンの甘さはお米の甘さなのだとか。
店内には約50種類のパンが並べられています。店主の塩田さんは、代々受け継がれているレシピを守ることも大切にされているそうです。
今回は、白米のみでできている「おにぎり」と看板商品の「珈琲あんぱん」を注文。
おにぎりは、もっちりしていて、控えめな優しい甘さを感じることができました!
珈琲あんぱんは、中にエスプレッソを配合したこしあんと生クリームがたっぷり入っています!ですが、生クリームがさっぱりしていたため、甘すぎず何個も食べれちゃいそうでした。
珈琲アンパンをお土産に何個も購入するお客様もたくさんいらっしゃるそうです。
お米パンには、あらかじめ具材がサンドされているものもありますが、具材がサンドされていないシンプルなものは、自身でお好きなものを挟むことができちゃいます。
これは、家族でも楽しむことができそうですね。
私が訪ねた昼時は、主婦さんが多かったように感じました。
ESPLANはスペイン語で「散歩道」。 散歩がてらに寄ってほしいという思いがあるといいます。
ぜひ散歩がてらにこだわりのパンを召し上がってはいかがでしょうか!
エリア情報
ESPLAN
住所:神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-1-7
アクセス:JR京浜東北線、JR南武線「鶴見」駅から徒歩約3分
電話:045-501-2147
営業時間:9:00~17:00
定休日:日曜日・月曜日
※営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。
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