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「京急鶴見」駅にある、アットホームでモダンな純喫茶「Cafe de Bonheur(カフェ ド ボヌール」

2023.11.05

今回ご紹介する「カフェ ド ボヌール」は、「京急鶴見」駅から徒歩5分ほどの潮見橋の近くにあります。
大通りからも見える、「珈琲館」と書かれた大きな青い看板が目印です。

潮見橋の下には鶴見川が流れており、川沿いには人も少ないので、お散歩するのにピッタリな静かな場所ですよ。

お店の外観は「昔ながらの喫茶店」といった昭和っぽい様相で、純喫茶好きにはたまらない、味のある雰囲気。
しかし一歩足を踏み入れると、店内はさらに魅力的でした!

懐かしさとモダンが共存する居心地の良い空間

「カフェ ド ボヌール」の店内にはカウンター席とテーブル席があり、大きな窓からは太陽光が差し込んでいて優しい明るさ。

白と木目を基調とした内装にジャズが流れ、さりげなく置かれた観葉植物がオシャレで、とってもモダンな空間です。

一方で、壁には地元球団のポスターやカレンダー、手書きのメニューなどが貼られており、どこかホッとするアットホームな雰囲気も。

初めての来店なのになぜか落ち着く、そんな店内でした。

豊富なメニューと本格的なコーヒーが大人気

「カフェ ド ボヌール」のメニューは、飲み物も料理も充実したラインナップ。
人気はブレンドコーヒーで、グアテマラ、キリマンジャロも人気が高いそうです。

わたしはこの日、人気メニューのオムライスと、ブレンドコーヒーをオーダー。

ブレンドコーヒーは、注文を受けてから豆を挽いて淹れてくれる本格派。
酸味が控えめで飲みやすく、コーヒーカップの持ち手の部分には、指が滑らないような工夫がされています。

オムライスにはスープとサラダがついてきました。

スープはたっぷりのわかめと白ごまが入った、さっぱりしてほどよい塩味。
サラダはサニーレタス、にんじん、大根、キャベツ、紫キャベツの細切り入りで、少し甘みがあるゴマ風味のドレッシングがかかっていました。

そしてメインのオムライス。
ケチャップライスには鶏肉、玉ねぎが入っていて、ほどよく効いた胡椒がアクセントになって、大人なお味です。
卵はやわらかすぎず固すぎずで丁度良く、とっても食べやすいオムライスでした。

地元の常連さんに愛されて9年目、古き良き純喫茶

「カフェ ド ボヌール」のオーナーは、気さくで朗らかな女性です。
常連さんからの信頼も厚く、いつもたくさんのお客さんでにぎわっています。

わたしが訪れた日も、お店の開店早々に常連さんがやってきました。
オーナーは手を動かしながら、常連さん達と和気あいあいとお話されていて、地元民の日常によく溶け込んでいるお店だなぁ、と感じました。

リモートワークや勉強で使うような現代的なカフェも良いけれど、こうした昔ながらの喫茶店で、おしゃべりしながらゆったりと過ごすのも、すごく贅沢な時間の使い方ですよね。

この「カフェ ド ボヌール」、以前は別のオーナーが30年にわたってこの場所で喫茶店をやっていたそうです。

現オーナーが今の「カフェ ド ボヌール」を始めて、今年で9年目。
カフェをやろうと新築物件を探していたところ、ちょうど以前のオーナーが店を閉める予定だということを母親の友人伝いに知ったそうです。

店内のレイアウトは元々やろうとしていたカフェのテイストとは少し違ったものの、ご縁を大切にし、こちらのお店で喫茶店を始めることに。

その際に、キッチンや床の手直しをして、今の「カフェ ド ボヌール」に作り変えました。

懐かしい時代を感じさせながらも、モダンで味があるこの独特な雰囲気は、「カフェ ド ボヌール」の長い歴史によるものなんですね。

みなさんも、ぜひ「カフェ ド ボヌール」の懐かしく温かい雰囲気の中で、おいしい料理とコーヒーを堪能しに来てください!

エリア情報

Cafe de Bonheur(カフェ ド ボヌール)

住所:神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央5-11-20
アクセス:京急本線「京急鶴見」駅東口より徒歩約5分
電話番号:045-717-7877
営業時間:9:30~19:00
定休日:日曜日
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。