横浜で有名な公園と言えば、港町横浜の風情あふれる「山下公園」や「港の見える丘公園」が人気ですよね。いつもたくさんの観光客で賑わっています。 鶴見にも実は、春になると、横浜市内はもちろん、県内外から人がやって来る大きな公園があるんです。それが「県立三ツ池公園」です。 県立の公園というだけあって、敷地が大変広く、特に人気なのが桜の咲くシーズン。

日本さくらの名所１００選にも選ばれていて圧巻の桜の風景を楽しむことができるんです！ JR鶴見駅西口からバスで8～10分、最寄りのバス停から徒歩ですぐの場所にあり、アクセスも便利です。 そんな三ツ池公園の魅力についてご紹介します。

桜が78品種1600本も植えられている！

三ツ池公園にはその名の通り、上の池、中の池、下の池、の３つの池があり、その周りを取り囲むようにさまざまな樹木が生えています。

中でも桜の木はなんと約1600本も植えられており、品種も78種あると言われています。その7割が人気の品種ソメイヨシノの桜で、お花見シーズンには各地から花見客がやってきて園内は大変にぎわいます。

とても広い公園で、桜の木もいたるところに点在して植えられているので、「どこでお弁当を広げようかなー？」と悩むほど。

そのため多くの人が来ても、混雑した中でお花見をしなくてよい、というのが三ツ池公園でお花見をする最大のメリットとだと言えます！

池の水面に映る桜もとてもきれいですし、園内には桜以外の花もたくさん植えられています。花が大好きという人にはもちろん、普段、花に興味がない人も、きっと感動できる風景に出会えるはずです！

周辺は住宅地なのに別世界…遠くに行かずとも自然に癒される場所

三ツ池公園の周辺は住宅地なのですが、広大な公園の敷地内はまるで別世界のようで、樹木がうっそうと茂っており、歩くだけで自然を満喫することができます。

遠くに遊びに出かけたいけれども忙しくてなかなか行けない…とストレスをためている人にはうってつけの癒しスポットだと言えます。

園内は桜の木だけではなく、さまざまな樹木が生える雑木林が広がっています。それでいて、道は歩きやすく整っているので、快適に散策が楽しめます。

園内はウォーキングしやすい舗装されたコースもあれば、起伏が激しく、ちょっとした山道のようなハイキング感覚で歩けるコースもあり、何度来ても飽きることがないです。

鶴見区というと、横浜市の中でも海が近く、工業都市のイメージがある人が多いと思いますが、こんなに自然豊かな場所があることに驚く人も多いのではないでしょうか。

子どもも大人も自由に楽しめる公園

三ツ池公園は子どもと一緒にのんびり散歩を楽しんだり、毎日の犬の散歩コースに利用したり、マラソンコースとして使ったりと様々な使い方ができる公園です。

園内には野球場やテニスコートもあり、運動を楽しんでいる人もいます。また、夏のみですがプールもあります。

そして、三ツ池公園には子どもたちが楽しめる人気の遊具もあります！

園内で人気なのが「遊びの森」にあるアスレチック遊具やスプリング遊具。そしてこちらにある「ロング滑り台」は大人気！休日はいつも行列ができています。

また、コリア庭園と呼ばれる珍しい韓国風庭園もあるんです！

四季折々の風景が楽しめる

三ツ池公園に一番人がやって来る季節はやはり桜の咲く春ですが、他の季節もそれぞれに魅力があります！

初夏の頃は新緑がとてもきれいで、木陰が涼しく快適です。

秋は色とりどりの鮮やかな紅葉の風景も楽しめます。落ち葉の散歩道もステキです。

そして冬は三ツ池公園に渡り鳥たちがたくさんやってきます。池にはいろんな種類の鳥が集まっているので、バードウォッチングがてら散歩にくるのもおすすめです。

四季折々の美しい風景とさまざまな楽しみ方ができる三ツ池公園は鶴見の人に長年愛されている人気の公園です。お天気の良い休日にぜひ出かけてみては。