鶴見区の歴史あるお寺「曹洞宗大本山總持寺」で文化財の見学や禅の体験を。
今回ご紹介するのは、「鶴見」区にある曹洞宗のお寺です。
とても大きなお寺なので、その存在を知っている人も多いのではないでしょうか?
広〜い敷地内をゆっくりと見学してきたので、その様子をご紹介します!
曹洞宗と總持寺の歴史をご紹介
曹洞宗の大本山は日本に2か所あり、その2か所のうちのひとつがここ曹洞宗大本山總持寺(以下總持寺)です。
そもそも曹洞宗とは、インドから日本に伝わったお釈迦様の教えという風に言われています。そのため、ご本尊はお釈迦様です。
日本でこの曹洞宗を広めたのは道元(どうげん)が有名ですが、この道元がもう1つの大本山である福井県の永平寺を開きました。
そして、ここ「總持寺」を開き、この鶴見の地から曹洞宗を更に広めたのが瑩山禅師です。
この二人をそれぞれ「高祖」「太祖」と呼び、お釈迦様とともに崇めています。
約700年の歴史があるこの「總持寺」。約15万坪の広大な境内にさまざまな※堂宇が立ち並んでいます。
※堂宇(どうう)・・・四方に張り出した屋根(軒)をもつ建物
一般の人にも広く開かれた寺で、国際的な禅の根本道場として偉容を誇っています。
アクセス抜群!「鶴見」駅から徒歩5分で行ける緑豊かな「本山」
「鶴見」駅を出て、線路沿いにまっすぐ歩くと、入口が見えてきました。
とても立派な入口ですね。
そこから真っ直ぐに、「總持寺」への参道が続いています。
やや長い参道ですが、緑が多く、歩いているだけで気分が落ち着く気がしました。
今回わたしは「鶴見」駅から歩いていきましたが、広い駐車場もあるので、車での参拝も可能ですよ。
そして、参道を進むと立派な「三門」がでてきます。
ここは、鉄筋コンクリートのつくりだと日本で一番の大きさだそうです!
三門をくぐると右側には、僧の銅像や、更に門がありました。
この奥の門は「向唐門(むかいからもん)」といい、普段は閉まっていますが、お正月や7月のみたままつり等の行事の際には開門するようです。
更にここから本堂へ進んでいくと、「香積台(こうしゃくだい)」という建物がありました。
ここは、総受付になっていて、拝観・参拝・法要等はこちらで行うようです。
この中には、日本最大級の大黒様もあるとのこと!次はぜひ中に入って見てみたいです!
いざ、本殿へ!
更にここから、門に続く廊下を横切って本堂へ向かいます。
この廊下は「百間廊下(ひゃっけんろうか)」といい、有形文化財にも登録されています。
毎日、朝とお昼に雑巾がけを行っているそうで、ぴかぴかでした。
「雑巾にまさるワックスはない!」という内容の説明があり、ぴかぴかの廊下には説得力がありました。
そしていよいよ本堂に到着しました。
この本堂は「大祖堂(だいそどう)」といい、中に入りお参りをすることができます。
実はこの大祖堂には982坪の地下室があり、屋根は53トンの重さもあるんだとか!
その広さと厳かな雰囲気に、自然と背筋が伸びる思いがしました。
さらに、この大祖堂の向かって左側には、仏殿がありました。
残念ながら、現在は工事中で近くで見ることはできないため、工事終了後にまた見に行きたいです!
そして、全体の敷地がかなり広い「總持寺」ですが、なんと中にカフェまであるんです!
見学で歩き疲れたときなどに最適ですね。
さらに、この「總持寺」では、写経の体験や精進料理を食べることもできます。
また、世界禅Challengeという、催しを行っており、オンラインで禅の体験をしているそう。
ホームページも充実していて、「總持寺」が行っているさまざまなイベントや取り組みが細かく紹介されています。
気になる方はぜひ、「總持寺」のホームページも見てみてください♪
エリア情報
曹洞宗大本山總持寺
住所:神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1
アクセス:JR京浜東北線、JR鶴見線「鶴見」駅より徒歩5分
TEL:045-581-6021
拝観時間:9:00~17:00 ※カフェのオープン時間は異なります
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