サイフォン式コーヒーと銅板で焼き上げるホットケーキ! 鶴見「珈琲苑」
2021年にご紹介した鶴見「珈琲苑」に改めてお邪魔しました。
「珈琲苑」は「鶴見駅」西口から徒歩10分ほどの場所にある自家焙煎の喫茶店です。
いつもお店の前を通る度に心惹かれるコーヒーの良い香り。
我慢できずに入店です。
コーヒーの香りに満たされる。2代目マスターが営む珈琲苑
「珈琲苑」は「レアールつくの商店街」の入口すぐの場所、緑色の看板が目印。
店内は小さいながら、珈琲の香りいっぱいで落ちつく空間。カウンター席と2人掛けのテーブルが2席ありました。
本格的なコーヒー店でカウンターに座るのは初めてだったので、緊張しつつテンションが上がります。
私がお邪魔した時にはすでにお客様が1人カウンターに座っていて、マスターとお話をしていました。
珈琲苑は川崎銀柳町で26年営業を続けた人気の喫茶店。2019年に鶴見に移転し、規模を縮小し営業を再開しています。
実は現在のマスターは、半年ほど前に代替わりをした2代目。川崎時代から先代の焙煎の弟子をしていたのだとか。珈琲苑を継ぐことが決まり、本格的にホット―ケーキなどスイーツの練習も始めたのだそう。
厳選メニューがズラリ。こだわりの自家焙煎コーヒー
珈琲苑では焙煎しているコーヒー豆が全部で18種類ほどあり、日替わりコーヒーは少しお安く提供しています。
ストレートコーヒー以外にもブレンドコーヒー、ホット・アイスのバリエーションコーヒーなど種類豊富。
ドリンクメニューには、ココアや紅茶のラインナップもあるのがうれしいです。
デザートメニューには、ホットケーキやプリン・コーヒーゼリーもありました。
今回はホットケーキがお目当てだったので、ホットケーキのドリンクセットを選択。セットドリンクはソフトブレンドにしてみました。
サイフォン式コーヒーとシンプルなホットケーキ
注文すると、すぐに目の前のサイフォンでコーヒーを入れてくれます。珍しいサイフォン式のコーヒーは、淹れる動きを見ているだけでワクワクします。
注文したソフトブレンドは、香りと苦味と酸味のバランスに驚きました。普段は酸味のあるコーヒーは苦手だと思っていたのですが、とってもおいしいです。
珈琲苑ではコーヒーにミルクを付けると、クリームが一緒に提供されます。クリームをコーヒーにのせると、ウィンナーコーヒのようになって2度おいしい。クリームの味がコーヒーに溶けて少しマイルドな味を楽しめます。
川崎時代から人気のホットケーキ。銅板のプレートで焼き上げるホットケーキはふっくら、しっかりした食感。あまりにキレイな焼き色だったため焼き方のコツを伺うと「企業秘密」だそうです。
シンプルでやさしい甘みが染みます。もう1度食べたい!と思わせるホットケーキでした。
焙煎の香りに誘われる。丁寧な1杯を楽しむ特別な時間
こちらのコーヒー豆は店内で焙煎しています。開店前の仕込み作業で焙煎をおこなっているため、朝その香りに惹かれて夜に来店するなんてことも珍しくないそう。
焙煎前の生豆から焙煎するため、お客さんの好みに合わせた焙煎もしてくれます。聞き上手のマスターに焙煎してもらった豆を、家でも楽しめるなんて至福です。
自家焙煎コーヒーと焼き立てホットケーキで、ぜひ癒しの時間を味わってみてください。日替わりコーヒーの種類は公式X(エックス)でぜひ確認を!
エリア情報
珈琲苑
住所:神奈川県横浜市鶴見区佃野町22-1
アクセス:JR京浜東北線、鶴見線「鶴見」駅西口より徒歩10分
TEL:045-642-7718
営業時間:10:00~19:00
定休日:水曜日
関連記事
-
ラゾーナ川崎で贅沢ハンバーガーをいただく! アメリカ西海岸を思わせるリラックスカフェ「RHCカフェ」
2024.04.19ラゾーナ川崎にある「RHCカフェ ラゾーナ川崎店」は、アメリカ西海岸を思わせるリラックスした雰囲気を楽しめるカフェです。
-
川崎で本場の沖縄料理が楽しめる!「KOZA沖縄タコライス&タコス」
2023.05.05沖縄からの移住者が多いエリアとしても有名な川崎。沖縄と川崎の交流が盛んな街で、沖縄県コザ市出身の店主が営むカフェ「KOZA沖縄タコライス&タコス」をご紹介。沖縄のソウルフードであるタコライスとコザ流タコスのハーフセットをいただきます。
-
ドラマ撮影に使用された川崎の老舗とんかつ店「かつ善」
2024.02.081981年(昭和56年)創業の「かつ善」。ドラマの撮影に使われたり、有名人がプライベートで訪れたりするほど人気のとんかつ屋さんです。