通称ぶた公園!川崎大島にある「大島第6公園」
川崎区大島にある「大島第6公園」。
通称「ぶた公園」の名前で地域の人々から愛されています。
普段生活していると、身近すぎて意外と気づかない地元の公園の魅力。
子どもの頃から通い慣れた場所も、大人になって改めて足を止めてみると新しい発見があったりします。
情報が少ない地元の公園だからこそ、今回はその魅力に注目してみました!
昭和中期からある公園
利用者が比較的少ない平日の午前中。
年末年始、ついお家でゴロゴロしてしまった体に喝を入れるため、軽い運動がてら「大島第6公園」に行ってきました。
派手な遊具や観光名所のような目を引く特徴こそありませんが、一般的な住宅街にある公園に比べて、設備が整っています。
特に、三連の球体ジャングルジムをはじめとした遊具や、砂遊びや休憩時に活躍する水道、小さなお子さんがうれしい砂場など。
中央広場も敷地が広く、ボール遊びものびのびとできるくらいの大きさがあります。
幼児だけでなく、朝にはジョギングを楽しむ人や、ラジオ体操で体を動かす年配者の姿も。
親子連れがベンチでのんびりと過ごしている様子も見られました。
夕方になると、学校帰りの子どもたちや、リードを持つ手に少し力を込めて散歩を楽しむ飼い主とペットたちでにぎわいをみせます。
このように、誰もが日常的に利用する大切なスポットとなっています。
遠方のサービスが充実した公園もいいですが、日常の中で活用できて、たくさんの利用者が思い思いに過ごせるというのが地元公園の醍醐味です。
遊具が豊富!
特に魅力的なのが、充実している遊具の数々。
園内で一番目立つ場所にあるのが、球体のジャングルジム。
うねうねとした波型の赤いうんていによってつながっています。
視覚的にも楽しく、筋力アップになりそうなその遊具は、子どもたちから大人気です。
個人的な一押しは、イルカがモチーフのひとり乗り用シーソー。
公園の遊具としてはクオリティが高く、まるで遊園地にあるかわいい動物の背中にのって園内を散歩できる乗り物のようです。
そのほかにも、カラフルな鉄棒やブランコ、独立した四角いジャングルジムや砂場があります。
どんなシーンにも最適!
そのシンプルな設計ゆえに、さまざまなアクティビティに柔軟に対応できるのが特徴です。
例えば、小さなお子さんを連れたママには、公園の端にある砂場スペースが人気。
小学生や複数人で遊ぶ子どもには、ボール遊びや遊具の利用が人気のようです。
散歩やジョギングが好きな方には、公園内の広々とした広場が最適です。
木々が適度に日陰を作り、四季折々の変化を楽しめるため、運動中にも気分転換ができます。
ペットを飼っている方なら、犬の散歩コースとしても魅力的。
適度に広いスペースがあるので、リードをつけたままでも快適に運動できます。
さらに、公園のベンチはいくつか設置されており、読書やちょっとした作業をするのにぴったりです。近くのカフェでテイクアウトしたコーヒーを片手に、ゆっくりと過ごすのもおすすめです。ちょっとした贅沢気分が味わえますよ。
花壇には可憐なお花が植えられており、季節ごとに楽しめるのも癒しポイント!
また、公園は定期的に清掃活動が行われているため、地域住民や地域を支える人々の手で守られている点も魅力の一つです。
近隣の人々が自分たちの公園を大切に思い、手をかけている様子が、この場所の温かみをさらに引き立てています。
地元の公園を活用しよう!
今回ご紹介した「大島第6公園」は、何気ない日常の中にちょっとした安らぎを与えてくれる場所です。
工夫次第でさまざまなシチュエーションで利用できる地元の公園。
ペットや子どもの遊び場、リフレッシュがてら、ぜひ一度足を運び、公園でのひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか?
エリア情報
大島第6公園
住所:神奈川県川崎市川崎区大島1-3-15
アクセス:JR東海道線・京浜東北線・南武線「川崎」駅東口より臨港バス乗車、「大島一丁目」駅より徒歩約3分
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