お昼やおやつにうれしい、和菓子屋さんのお寿司やお団子。
他とはひと味違う一品に出会えた時は、うれしくなります。

上の子が幼稚園の頃、持ち寄りランチ会が流行っていました。
その時、ママ友の一人が買ってきてくれたのが、
「おだんごのマルヤ」の太巻とお団子。

ひと口食べて、おいしさにみんなびっくり！
それ以来、折りに触れて購入しています。

夢見ヶ崎で30年以上営業を続ける、「おだんごのマルヤ」。
今日は地域に愛される老舗の味を、みなさんにご紹介します。

日吉交番のすぐ近くのわかりやすい立地

「おだんごのマルヤ」は、バス停「夢見ヶ崎動物公園」前で下車してすぐ。
日吉交番の隣にあります。
駐車場はないので、徒歩や自転車、公共交通機関での来店をおすすめします。

のれんをくぐると小さな腰掛けが。
歩いて来店した時に、ひと休みできます。
夢見ヶ崎動物公園に行く道の途中にあるため、お昼をここで買う方も多いです。

人気商品はすぐに売り切れ！買いたい時はお早めに

こちらのお店は朝7時開店。
お昼過ぎには、ほとんどの品物が売り切れてしまいます。
お店の方の話では、「9時頃に全ての品物が揃う」とのこと。

この日、私は10時過ぎに訪れました。
ショーケースの中にはまだたくさんの品物が。
ホッ…良かったです(笑)。

定番のお団子、豆大福やおはぎの他、グレープフルーツかんや水大福が。
品揃えで季節を感じられるのが、和菓子のいいところですね。
あんだんご、みつだんごなど何種類か買って、お茶会したことを思い出します。

ママ友同士の持ち寄りランチで大人気なのは「ごはんもの」。
おこわや巻き寿司がたくさんあります。

大ぶりで中身がぎっしり詰まっているのに、価格はお手ごろ。
家族で分けて食べるのにちょうどいいボリュームです。
じつは、この時すでにお赤飯は売り切れでした…みなさん早い！

9月から11月にかけては「栗おこわ」が販売されるそうです。
秋らしくて、楽しみですね♪

いなりやお団子、豆大福のような定番の人気商品は、まとめ売りもあります。
太巻はハーフサイズもあるのが、うれしいところです。

定番の味「太巻」は具材を全て手作りした本格派

家に帰り、さっそく「太巻」を頂きました。
この太巻、「おだんごのマルヤ」の商品の中でも、私のイチ押しなんです！

海苔と具材が巻き込んであるとはっきりわかる断面。
色合いがきれいですね。

具材は、なんと全てお店で手作り。
かんぴょう、しいたけのちょうどいい甘辛さと、手焼きならではのふっくらした卵。
紅ショウガときゅうりの歯ごたえが利いています。
素材の良さが引き出された、優しい味わいです。

五感で楽しめる季節の和菓子

甘いものは、今回は季節の和菓子を購入。
「水大福」と「グレープフルーツかん」です。
どちらも初めて購入したので、ワクワクしながら頂きました。

まずは「水大福」。
白くてみずみずしい生地は、もっちり、ねっとりした食感。
中のこしあんが舌の上でさらりと溶け、食感の対比が絶妙です。

アクセントは生地に含まれるほのかな塩味。
笹の葉の香りが味わいを引き立て、上品かつ繊細な仕上がりです。
茶道のお茶会のような、改まった場にも良さそうです。

次に「グレープフルーツかん」。
フルーツを使った和菓子が大好きで、夏らしい見ために惹かれました。
こちらは冷蔵庫で冷たく冷やしてから、おやつの時間に。

スプーンですくうと、固すぎず、柔らかすぎずの絶妙なプルプル感。
さわやかな香りと甘みに、皮のほろ苦さがほのかに利いています。

果肉の粒感と、寒天のあっさりとした食感に「和」をしっかりと感じました。
夏のホームパーティで、最後にこのお菓子が登場したら喜ばれそうです。

たくさんのお客様に愛される名店

私が訪れた日も、「おだんごのマルヤ」には入れ替わり立ち替わり、
多くのお客様が来店していました。

「その日作ったものはその日に売り切る」を大切に、
長年営業を続けてきた「おだんごのマルヤ」。
それぞれの商品に凝らされた工夫が光っています。

ショーケースがあっという間に空っぽになるのは、培われてきた「職人の技」が
お客様に届いている証拠なのかもしれません。

みなさんも「おだんごのマルヤ」で、季節の味わい豊かな「逸品」をぜひどうぞ。