これからの秋の夜長、みなさんは何をして過ごしますか？

私は、いつも趣味の手芸を楽しんでいます。
自分用のスカートを縫ったり、ニット帽を編んだり。
息子たちが寝てからの自分時間に、細々と楽しんできました。

私の手芸好きを知ったママ友。
「一度行ってみたら？」
と、教えてくれたのが「新川崎タウンカフェ」です。
ワクワクしながら足を運んでみました。

店内に入ってみると、壁一面にステキな手作り品が！
また、地域の居場所や交流拠点としてもご利用いただけるような取り組みもしているそうです。
ぜひご紹介できたら…と、改めて取材に行ってきました。

ふらっと入れる！駅チカの便利な立地

このエリアは、鹿島田駅と新川崎駅を中心に昔からにぎわう地域。
古くからある商店街と、新しいショッピングセンターが混在しています。

「新川崎タウンカフェ」は、新川崎スクエアの中にあります。
なんと、鹿島田駅から2分、新川崎駅から徒歩4分！
とても便利な場所にあります。

無垢の木を使った店内は、広々として見通しが良いですね。

ハチミツや味噌、お漬物など、各地の特産品の販売もしています。
ちょっとしたお土産に良さそうです。

香り高い紅茶と食べ応えのあるケーキ

まずは飲み物をオーダー。
セルフ式なので、カウンターで注文して受け取ります。

ショーケースにはおしゃれにラッピングしたケーキが。
市内の福祉作業所で焼いたものを配達してくれているそうです。

人気はシフォンケーキ。
この日は未入荷だったので、もう1つの候補であるパウンドケーキにしました。
アールグレイのアイスティーとパウンドケーキ。
同じ風味でそろえてみました♪

かわいいクッキーもあったので、息子へのお土産に購入。
私だけおいしいものを食べたとバレると、いつまでも言われるのです…。

好きな席について、さっそくアイスティーをひと口。
アールグレイの香りがものすごく際立っています！
パウンドケーキは、ぎゅっと詰まった濃厚な味わい。
見た目より食べ応えがあります。

メニューには、よそでは見かけない銘柄の国産紅茶も数種類ありました。
季節に合わせてチョイスすると楽しいかもしれませんね。

わくわくの「小箱ショップ」めぐり

ひと休みしたところで、ハンドメイド雑貨の棚へ。
「新川崎タウンカフェ」には、「小箱ショップ」という棚の1スペースを月ぎめの料金でレンタルして、展示販売ができるシステムがあります。

棚の中でも床から4段目は通称「ゴールデンライン」と呼ばれています。
お客さんの目線の高さにあるので、一番人気だそうです。
昨今のハンドメイド人気もあって、現在は96箱あるスペース全てがいっぱい。
キャンセル待ちの状態だそうです。すごいですね！

一番のメリットは、実物を見て購入できるところ。
全て手作りなので、同じものはありません。

サイトの画像ではわからない、微妙な色合いや重さ、厚みなどもすぐにわかります。
雑貨屋の感覚で、ふらっと立ち寄って購入するお客様もいらっしゃるとか。
どれも丁寧に作られたものばかりで、全部ほしくなってしまいます…（笑）。

輪ゴムでっぽうもあります！
下の息子が見たら間違いなく「ほしい」と言い出しそうです。
私にはもうプロの作品としか思えません…。

小学生以上のお子さんがいる方にうれしい布小物類も充実しています。
小学校では給食用にマスクとナフキンが必須。
毎日持って行くので、購入できる場所があるとだいぶ助かりますね！

作家さんによるワークショップも定期的に開催されています。
タイトルを読むだけでもおしゃれなものばかりで、参加したくなります…！
詳しくは「新川崎タウンカフェ」のホームページに随時掲載されますので、ご確認下さい。

スペース貸し出しでオリジナルのイベントも開催できます！

「新川崎タウンカフェ」は、“まちの居場所づくり”がコンセプト。
2021年1月から、幸区と連携しソーシャルデザインセンター「まちのおと」の運営が始まりました。

数ある事業の中の1つが「Open Cafe Day」。
対象は、非営利・地域貢献を目的とした会議やワークショップ。
カフェの休業日（第3月曜日）に、2,200円／3時間でスペースを借りられます。

駅チカのおしゃれなカフェを借りられるとあって、大人気！
赤ちゃん向けのオカリナ演奏会や各種のお話し会など、さまざまな催しが行われてきました。

一般の貸切の場合には、「4,400 円／1 時間」でカフェを貸し切りに。
食べ物や飲み物は持ち込み可能です。
ホームメイドのパンやケーキのお披露目会、謝恩会など、幅広く活用できそうですね♪

他にも、区内イベントのお知らせが並んでいます。
「縫う会」「朗読の会」など、気軽に参加できそうなものばかり。
こんなにたくさんの企画がこの街にあふれているんですね。

新しい「つながり」を生むカフェ

コンビニなど便利な施設が充実し、自宅周辺で全てが完結することも珍しくありません。

そんな毎日に刺激をもたらすのは、新しい出会い。
街で良い出会いがあると、暮らしは充実します。
「新川崎タウンカフェ」が目指すのは、そんな「新しいつながり」が生まれる場所。

「カフェを訪れた人同士が知り合い、縁が広がっていくのがうれしい」
お店の方はそのように笑っていました。

ふらりとカフェを訪れる人。
イベントを開催する人。
小箱ショップで誰かを待つ手作りの小物たち。

「新川崎タウンカフェ」には、新しいつながりの芽があふれています。
みなさんもぜひ一度、足を運んでみてください。