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川崎で近未来を感じられる工場夜景スポット「東扇島西公園」

2021.05.19

今回はどこか厳かで、近未来を感じさせる工場夜景が近年高い人気を集めているスポット、「東扇島西公園」をご紹介します。

光に照らされた工場夜景の写真を撮ったり、ゆっくりと時間を過ごしたり、時間を忘れて楽しむことができます。

興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。

日中は芝生やウッドデッキでピクニックを楽しむ家族が集まる

東扇島西公園とは川崎区東扇島に所在する海沿いの公園です。

工場地帯にある公園なので、近未来を感じさせる工場群を一望できます。

ウッドデッキや広い芝生も完備しているので、昼間にピクニックしたり、子どもを遊ばせたりするのにも最適です。

バリアフリーのトイレや駐車場もあるので、車椅子の方でもアクセスしやすいようになっています。

丘の上にある展望台からは景色をより楽しめるので、「東扇島西公園」に訪れた人はぜひチェックしてみましょう。

タイミングが良ければ右手に富士山も眺めることができ、景色を満喫できます。

釣りスポットとしても人気

「東扇島西公園」は、休日になると釣りをする人で賑わい、季節の魚が釣れると評判の高い釣りスポットでもあるんです。釣り雑誌の特集でも取り扱われるほど、釣り好きの間でも人気を集めています。

駐車場近くのテトラ帯では、黒鯛やメジナが釣れるだけでなく、車の近くに釣り竿を設置できるため多くの人が注目しているポイントです。

東京湾の方面にも夏から秋にかけて回遊魚を狙えるスポットがあり、30cmオーバーのアジやイナダを釣ることができます。

釣りが趣味の方には、ぜひ訪れてほしい川崎のスポットです。

夜は工場夜景を満喫できる

東扇島西公園の周りには工場の周りを散歩できる場所が多く存在します。

実際に近くで青光に照らされた建物を見ると、どこかミステリアスで重厚感があるため、迫力満点です。

もくもくと煙が排出されているのを見ると、日本の高度経済成長を支えてきたという歴史を体感することができます。

実際に、川崎の工業地帯は、京浜工業地帯の中核として長い間日本の経済を支えてきました。

しかし、経済面で多大な業績を残した地帯である一方、急速な環境問題を引き起こした要因でもあります。

川崎地区に大型コンビナートと道路網が建設されたことが原因で、「川崎ぜんそく」の被害を招いたことは多くの人が耳にしたことがあるのではないしょうか?

大気汚染や水質汚濁など、環境や人々に甚大な被害をもたらしましたが、現在ではさまざまな取り組みが行われ、生活環境が整備されています。

そんな川崎の歴史を振り返るのにもぴったりのスポットなので、ぜひ足を運んでみてください。

車でなければ、バスで行くのがおすすめ!

東扇島西公園には駐車場があるので、車で行きやすい場所です。

電車は通っていないので、公共交通機関を使用する人はバスを使用すると良いでしょう。

バスは川崎駅東口のバスターミナルから乗車できます。

30分〜40分程度で「東扇島西公園前」というバス停に到着するので、そこで下車してください。

工場地帯なので大型のトラックが頻繁に行き交うことがあります。

写真等を撮る際はしっかりと周りに注意して、撮影を行ってください。

住宅街から段々工場地帯に変わっていく光景を見るのも楽しみの一つです。

工業地帯にはレストランなど食事できる場所があまり多くないため、ご飯を食べるなら川崎駅付近でお店を探すことをおすすめします。

工場夜景を見るほかにも、1人で考え事をしたいときや、友達や恋人とゆっくり時間を過ごしたいときにぴったりの場所です。

ライトで照らされた工場群からは、文明の進歩や川崎の歴史を体感することができます。

また、工場の景観に萌える、いわゆる「工場萌え」な方々にもぜひ見ていただきたい景観です。

川崎駅からバスも出ているので、ぜひ工場夜景を眺めに「東扇島西公園」を訪れてみてください。

エリア情報

東扇島西公園

東扇島西公園住所:神奈川県川崎市川崎区東扇島94−1
交通:川崎駅 市営バス「川07系統東扇島西公園前行」にて「東扇島西公園前」下車
電話:044-287-6034