40年ぶり!鶴見区に大きな公園がニューオープン!「鶴見花月園公園」
先日、待ちに待った公園のオープンの日がきました。その名も「鶴見花月園公園」。
鶴見区内では40年ぶりにできる大きな公園です。東京ドームとほぼ同じ広さというから、街中にある公園としては広いですよね。ちなみに敷地面積は4.7ヘクタール。
さっそく娘と行ってきたのでリポートします。
幼児から小学生まで楽しめる複合遊具がいっぱい!
公園は「大原っぱ」を中心に「多目的広場」「お花見広場」「ゾウさん広場」などのエリアに分かれています。
「ゾウさん広場」は私と娘のお散歩コース上にあり、通りかかるたびに工事中のフェンスのすきまからのぞき込んでワクワクしていました。
幼児から小学校高学年まで楽しめる複合遊具がそろうこの「ゾウさん広場」。これだけたくさんの複合遊具あると、どこから遊べばいいのか迷ってしまいそう。
ざっと見渡すだけで、クライミングに挑戦できる遊具、タワーになっているすべり台、広場の真ん中の大きなお山…どれもおもしろそう。
いちばんの目玉はこの広場の名前の由来でもあるゾウさんの複合遊具。「大原っぱ」へ続く斜面を利用した大きなすべり台です。ゾウさんの鼻をすべりながら見るこのひらけた景色、最高ですね。
ほかにも低年齢のお子さん向けのすべり台や複合遊具、砂場なども充実しています。
もちろんトイレと水飲み場もあります。案内図もあるのでトイレ探しに慌てなくてすみそうですね。
ターザンロープは子どもに大人気
大興奮で広場を駆けまわっていた娘のお気に入りはターザンロープ。正式な名前は分かりませんが、滑車のついたロープにつかまって、ターザンのようにワイヤーを滑るなかなかスリリングな遊具。
これはおもしろくないはずがありません!いちばん人気なのもうなづけます。日が暮れるまで順番待ちの長い行列が絶えませんでした。
ベイブリッジが見渡せる「大原っぱ」
ゾウさんのすべり台の下に広がる「大原っぱ」は、まさに名前のとおり広大な芝生の広場です。周囲にさえぎるものがないので、ベイブリッジやみなとみらいのビル群なども見渡せます。
なにより空が広い!芝生に寝転んで空を眺めると、本当に気持ちいい!
公園のまわりには桜を中心にたくさんの樹々が植えてあるので、その樹々が成長すれば広場から見える景観も移り変わっていくのでしょうね。
公園で足つぼマッサージはいかがですか?
園内にはストレッチやトレーニングができる健康器具も充実しています。その数は10種類以上!「健康器具配置図」があるのがうれしいですね。私は健康器具が大好きなので、公園にくる楽しみがひとつ増えました。
おすすめは足つぼマッサージができる「リラックスボード」。子どもが遊んでいるあいだにこれで足の裏をぐりぐりすると、日々の疲れがとれそうです。
多目的広場と遊具広場
「大原っぱ」から階段をくだると、防球ネットが設置された多目的広場が見えてきます。
ここなら野球やサッカーの練習が思い切りできますね。となりの遊具広場にはブランコもあります。ゾウさん広場にはないので、ブランコで遊びたいときはこちらでどうぞ。
「東洋一の大遊園地」とよばれていた鶴見花月園
鶴見花月園公園は、その昔「東洋一の大遊園地」とうたわれた日本初の児童遊園地、鶴見花月園の跡地にあります。
子どもたちの夢や心を育む施設として、大正3年(1914)に誕生した鶴見花月園。遊園地にとどまらず演劇や美術にも力をいれ、新しい文化や芸術の一旦を担う役割も果たしていました。しかし戦争によって荒廃し、かつての面影は失われてしまいました。
その後、鶴見花月園の跡地は花月園競輪場として使用されていましたが、2010年に競輪場が閉場。11年の歳月がたって、鶴見花月園公園として生まれ変わりました。
こうした経緯が案内図で紹介されているので、ぜひ見てくださいね。
防災公園としての鶴見花月園公園
鶴見花月園公園は防災公園としての役割も担っていて、園内には災害のときに役に立つ設備が設置してあります。
カマドが中に収納されているベンチや地下水をくみ上げる井戸。「大原っぱ」沿いの長いパーゴラは、災害のときはベンチに収納してあるテントシートで屋根を覆って、仮設テントの代わりになるというから、心強いですね。
子どもからお年寄りまで、あらゆる世代が楽しめる公園として新しく生まれ変わった鶴見花月園公園。ますます多くの人に愛される場所として、また防災の拠点として、鶴見の街を支えてくれるでしょう。
エリア情報
鶴見花月園公園
住所:神奈川県横浜市鶴見区鶴見1-1-1
交通:JR京浜東北線、鶴見線、鶴見駅西口 徒歩15分
京浜急行電鉄「花月総持寺駅」から徒歩5分
横浜市営バス38系統、41系統「東福寺前」下車、徒歩5分
※公園には駐車場がありません。公共交通機関をご利用ください。
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