水族館なのに動物園!?川崎「カワスイ 川崎水族館」
寒くて出かけるのがおっくうになってしまう冬
冬だからといって、一日中お家でゴロゴロするのはもったいないし、スキーやスケートに行くのは気乗りしないし、公園を散歩するには寒い!出かけたいって気持ちはあるけれど…
寒い冬でも家族と屋内でゆっくり楽しむことができるお出かけ先として、冬の水族館は隠れた穴場スポットなんですよ。
今回ご紹介するのは、神奈川県川崎市にある “カワスイ”の愛称で親しまれている「川崎水族館」。
JR川崎駅より東口を出て、徒歩約1分のところにある商業施設の「川崎ルフロン」内に「川崎水族館」があります。
現在「ツッコミたくなる!?おさかな動物園」という特別企画展が2022年1月31日までの期間限定で開催中!
ぜひお出かけ先の参考にしてみてください。
動物の名前の付く魚が かわちゃん作4コマ漫画で学べる!
館内の特設ブースでは、「ツッコミたくなるおさかな図鑑」の著者である“さかなのおにいさん かわちゃん”が今回のために描き下ろした魚たちの生態を楽しく学べるユニークな4コマ漫画とともに、お魚が全17種約350点展示されています。
特設ブースに入場後、まずお出迎えしてくれるのはエレファントノーズです。
エレファントが名前に入っているということで、動物園で象が飼育されているエリアをモチーフに水槽が装飾されています。
水槽の位置は子どもの目線にあわせて作られているのだそう!
水槽の隣にあるかわちゃん作の4コマ漫画によると、象の鼻のように見えたのは、まさかの下アゴ!
ポップでユニークなオリジナル漫画で、子どもだけではなく、大人も楽しみながら魚の生態を知ることができます。
お隣に展示されているのは、ペンギンテトラです。
ペンギンの名が付くことから、水の中をすいすいと泳ぐペンギンが住むエリアをモチーフにした水槽だそうです。
白い体の中央にある黒いラインと、頭をやや上に向けてホッピングするように泳ぐ姿が、まるでペンギンのよう!
続いては草食動物と肉食動物が飼育されているエリアをイメージした水槽の展示です。
草食動物の水槽はパンダ、ウマ、シマウマの住む世界観を表現されています。
特設ブースにある水槽は、全て飼育員さんが考案のテーマとレイアウトで細かく作られているのだとか!
特に肉食動物の水槽は、サファリのリアルな世界観が再現されています。
現実では決してみられない肉食動物の住むゾーンで魚が泳ぐ世界は、なんとも不思議です!
まるで水槽の中?にいるような写真が撮れるフォトブースも!
壁面以外にも、水槽の後ろに立って魚と一緒に写真がとれる水槽もあります。
タイミングによっていろんな画角が撮れておもしろいので、お子さんと一緒にポーズを決めて撮影してみてくださいね!
動物園をモチーフにした展示スペースの他にも、カワスイとかわちゃんのコラボぬりえなど、子ども向けにイベントやプログラムも実施中なんだそう。
館長の有馬さんにお話を聞きました!
今回なんと「川崎水族館」の館長である有馬律雄さんにお時間をいただき、コラボ展の開催について聞いてみました!
ーカワスイ初のコラボ展ということで、開催が実現した経緯を教えてください!
有馬館長:以前から親交のあったかわちゃんから、本を出版する話を聞いて、4コマ漫画と水族館が一緒に何かできたら面白いんじゃないか、という発想がそもそもの始まりです。
飼育員が考えて手作りした企画の方がお客様に伝わって面白いですし、かわちゃんの本をみて、水族館で飼育している生きもので動物園をしたら面白いのでは?という飼育員のアイディアから企画しました。
ー館長おすすめの展示をぜひ教えてください!
有馬館長:エレファントノーズですね。
その名の通り、象のような鼻をした魚なのですが、実は下アゴという生態をかわちゃんの4コマ漫画をみて知って、笑っていただけます。
普段は大きな生き物の存在感に隠れてしまっている小さな魚にスポットを当てることで、このイベントに来た子どもたちはエレファントノーズのことを忘れないと思うんですね。
生き物の進化に興味や気付きを持ってもらえることが、好きのスタートになるのかなと思います。
ー最後に読者のみなさんに向けてメッセージをお願いいたします。
有馬館長:「動物の名前がなんで付いているのか?」という普段なかなか注目しない視点で魚の名前の由来を調べると、すごく面白いので、そういう視点を持ってみていただきたいです。
大人も子どもも一緒に楽しめるので、ぜひお越しいただけたらと思います。
ー貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!
おさかなの絵が描かれたキュートな期間限定メニューも登場!
水族館内併設の9階にあるカフェ「こもれびカフェ Sweets & Cafe」では、今回のイベントに伴い期間限定のメニュー「かわちゃんコラボラテ」が楽しめます。
人気のホットカフェラテのラテアートが限定デザインに。
エレファントノーズ、スネークヘッド、ダトニオ・ミクロレピスの中からお好きな生き物を選べます。
今回は店員さんおすすめのエレファントノーズを試飲させていただきました。水色で彩られた砂糖と抹茶で作られた水草にエレファントノーズの絵が描かれています。
飲んでしまうのがもったいないくらいキュートなコラボラテに身も心も癒やされること間違いなしです!
「へえ!そうだったの!?」がいっぱいの今回のイベント。
ぜひ、冬のお出かけプランに組み込んでみてはいかがでしょうか?一味違う冬の思い出づくりにおすすめです!
エリア情報
カワスイ 川崎水族館
住所:神奈川県川崎市川崎区日進町1-11
アクセス:JR京浜東北線・東海道線・南武線 川崎駅東口より徒歩約1分
営業時間:10:00~19:00
営業時間は変更となる場合があるので、詳しくはHPのカレンダーよりご確認ください。
※併設する飲食店の営業時間は一部異なります
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