ナイス株式会社はおかげさまで70周年

ハマ・サキマガジンはナイスがお届けする地域応援情報メディアです。

ウォーキングにぴったり!鶴見区東寺尾の「荒立公園」

2022.01.23

健康のためにウォーキングをしているという人は多いのではないでしょうか?
私も空いた時間を使ってなるべく歩くようにしていますが、大きな公園まで行くのは遠いし、道路は歩道が狭いところがあるのでちょっと歩きにくい…。

そんなとき、公園の中に遊歩道があるユニークな公園を見つけました!鶴見区東寺尾にある「荒立公園」です。
公園の中の遊歩道なら車や自転車にぶつかる心配もないし、自然の中を歩くので気持ちいい!体を動かせて、気分転換にもなるおすすめの公園です!

すり鉢状の底にある公園

生麦駅から徒歩約20分のところにある「荒立公園」は、すり鉢状の地形のちょうど底の部分に位置しています。

横浜市立寺尾小学校と白幡神社にはさまれているので、わかりにくいときは寺尾小学校か白幡神社を目指してきてくださいね。

すり鉢状の斜面に沿って坂道をくだっていくと、小さな公園にたどり着きます。こちらが「荒立公園」。

私が訪れたのは12月も終わりの寒い季節ですが、ご近所さんらしきママさんや小さなお子さんが大勢遊んでいました。地元の人に親しまれている公園だということがわかります。
園内には複合遊具や砂場、スプリング遊具などが設置されているので、小さなお子さんならじゅうぶん楽しめそうです。水飲み・手洗い場、ベンチはありますが、トイレは見当たらないので、白幡神社や近くのコンビニで借りてくださいね。

テーブルとベンチのセット

さて、こうして見るとごく普通の公園ですが、実はすり鉢状の斜面の建物のないところは、ほぼ公園の敷地。びっくりするほど広いのです!

しかも斜面に設置された幾通りもの遊歩道を自由に散策できるので、ウォーキングや犬の散歩にもぴったり。入口の小さな公園からは想像もつかないユニークな公園なのです。

公園から斜面にでる階段はいくつかありますが、まずはいちばん目立つところにある石段をのぼってみました。
するとさっそく展望台のような場所にでて、すてきなテーブルとベンチを見つけました。ここで少し休憩します。歩いている時間よりも休憩する時間の方が長いのが私のウォーキングスタイル(笑)。

自然観察もできる遊歩道

展望台からは左右に遊歩道が分かれていました。まずは左側の緑がややうっそうとしている方を歩いてみました。距離はそれほど長くないのですが、こんもりした緑に囲まれて、探検ごっこのような気分が味わえます!

戻って反対側の遊歩道に沿って歩いていくと、イチョウの葉が黄色いじゅうたんのように敷きつめられていました。紅葉の季節ならではの眺めですね。

北側の斜面にある遊歩道には日が当たらないせいか、ところどころに霜柱が残っていました。小学生のお子さんと自然観察のために訪れるのもおすすめです。

ただし小さなお子さんと一緒のときは、目を離さないようにしてくださいね。傾斜が急なところもあるので、くれぐれも遊歩道から外れないようにしてください。

アップダウンのある地形を利用した公園

こんな感じに斜面にいくつもの遊歩道があるので、飽きずに散策することができます。斜面をぐるっとまわりながら頂上につくと、こちらにも公園の入口とベンチがありました。まさか下の公園と繋がっているとは思いませんよね!

鶴見区のJR京浜東北線の西側は、アップダウンのある地形が多いのですが、その地形をいかして公園にするなんて、おもしろいと思いませんか?
白幡神社やこどもログハウス「ピッコロ」を訪れたときは、ぜひ「荒立公園」にも足をのばしてくださいね。

エリア情報

荒立公園

住所:神奈川県横浜市鶴見区東寺尾5丁目22
アクセス:京急本線、生麦駅から徒歩約21分 横浜市営バス38、41系統「白幡」下車徒歩5分