異国情緒あふれる外観が特徴的な「EL carbon」。

川崎桜本というさまざまな国にルーツを持つ人々が暮らす地区にお店があります。

炭火焼きローストチキンが人気で、本場のペルー料理が食べられると評判です。

そのおいしさは日本に住むペルーの人も認めるほどの本格さ。

店舗に来るお客さんの大半がペルー人だそうで、ローカルの料理が楽しめることが伺えます。

地域住民だけでなく、市外の人々まで、全国各地から人が訪れるほど愛されているお店をご紹介いたします。

エルカルボンとは？

お店の名前になっている「EL carbon」は、スペイン語で炭という意味があるようです。

炭火焼きローストチキン専門店のこだわりとして、本物の炭を使用し、時間をかけてじっくり焼き上げることから由来しています。

オープン当初は既製品のオーブンを使って調理していたそうですが「本当の炭火焼きローストチキンは作れない」と理想を求めることを優先した結果、オーブンを手作りするまでに。

そのこだわりはオーブンだけでなく、厳選された炭だけを使用するという素材にもおよびます。日本で販売されている35種類以上の炭を試して、いちばん良いものを使用しているそう。

こだわり抜かれた機械と素材を使用し、焼き上げの技術と独自の味付けによって生まれるペルー料理は、唯一無二のおいしさを誇っています。

店内の陽気なローカルの雰囲気が漂う空間が、より本場感を演出し、まるで海外にいるような気分です。

炭火焼きローストチキンが有名！

看板メニューは「ポヨアラブラサ」という名のつく炭火焼きローストチキン。

回転式炭火焼き器とこだわりの炭、自家製の味付けで作る本格的なペルー料理は、ペルー大使館やコロンビア大使館、ペルー系関連会社からも多くの注文がくるほどの人気です。

時間をかけて焼き上げることで余分な脂を落とし、ヘルシーでしつこ過ぎない脂の旨みが楽しめるそう。

数量限定のため、今回は売り切れで残念ながら食べることができませんでした。時間も要するということで、確実に食べたい場合は事前の予約がおすすめです！

本格的なペルー料理を堪能！

ペルー料理はペルーが原産のじゃがいも、とうもろこし、トマトを多く使用して作られます。

メニューをみても日本食で使われるなじみのある食材が含まれているので、初めてペルー料理を食べる方や好き嫌いの多い子どもでも食べやすいです。

まずは前菜にペルーの郷土料理である「セビーチェ」をいただきます。海の幸をふんだんに使ったペルー風海鮮マリネです。

いかやたこ、エビ、ほたて、白身魚などの魚介類がたっぷり入って、レモンの酸味と唐辛子のピリッとした辛みがアクセントになっています。

次にペルー料理の定番「ロモサルタード」が運ばれてきました。日本語で牛もも肉の野菜炒めを意味する料理です。

もともとは中華料理が起源とされる料理で、しょうゆをベースに味付けしてあるので日本人からの人気が高い一品だそう。

肉厚な見た目なのに歯ごたえはとてもやわらかく、バランスのよいお肉を堪能できます。

玉ねぎやトマト、ポテトに香ばしいしょうゆベースの風味が絡んでおいしいです。

ボリューミーな「スプレマデポヨ」はペルー風の鶏胸肉のチキンカツレツです。

パン粉がまぶしてある外はサクサクで、中はとてもジューシー。こってり感がまったくなく、揚げ物なのにさっぱりと食べられます。

どの料理も食べ応えがあり、ボリューム満点なので複数人でシェアして食べるのがおすすめです！

もし食べきれなくても、声をかけるだけで持ち帰り用の容器を用意してくれるので安心ですよ。

驚きのボリュームとこだわり抜かれた本格的なペルー料理が楽しめる「EL carbon」。

イベントやママ会など、大勢での食事会にぜひ利用してみてはいかがでしょうか？