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本格的な沖縄そばと物産店のお店!川崎の「喜納商店(きなしょうてん)」

2024.08.31

かつて沖縄からの移住者を受け入れた歴史が残る川崎市川崎区の街には、沖縄料理のお店がたくさんあります。

2023年7月にオープンしたばかりの沖縄そばと物産店のお店「喜納商店」もそのひとつ。
自家製麺で作られた沖縄そばが本格的と話題です。

ピンクのシーサーが目印!

最寄りのバス停「追分」から徒歩約1分。
ピンク色をした大きなシーサーのオブジェがお店の前で出迎えてくれます。

南国らしいあたたかみのある沖縄テイストが漂うお店の入口。
まるで沖縄へ旅行にきたような気分になり、ワクワクします。

1階は沖縄そば屋さん

店内は1階と2階で分かれており、1階は沖縄そば店、2階は物産店です。
天井が吹き抜けになっていて開放的な1階は、テーブル席と座敷席で構成されています。

壁には沖縄にまつわる装飾がほどこされていたり、沖縄民謡のようなBGMが店内で流れていたり、どこもかしこも沖縄感が漂います。

オープンして間もないのですが、すでに入口の壁には有名人のサインがたくさんありました!
沖縄にゆかりのあるアスリートや芸人さん、映画監督など、著名な方ばかり。
沖縄県人のあたたかい絆が感じられます。

看板商品は「喜納そば」!

沖縄を代表する伝統染め物の紅型(びんがた)をモチーフにデザインされたおしながきを開き、メニューに目を通します。

お店のおすすめはなんといっても沖縄そば。
毎日手作りの自家製麺を使用したこだわりのそばは、沖縄から取り寄せている小麦をブレンドして、沖縄の塩と雑味のない特別な水で仕込んでいるそう。

そのほかにも、沖縄の食文化が堪能できる定食メニューや一品料理が用意されています。
すべての定食メニューには、ごはん(大盛り無料)、スープ、小鉢が付いてくるのだとか!

せっかくなので看板商品を試したい!ということで、この日に注文したのは「喜納そば」1,380円(税込)。
本ソーキ、軟骨ソーキ、3枚肉がのったスペシャルな沖縄そばです。

お肉をメインに楽しみたいので、そばのサイズを調整します。
小は-100円、大は+100円でカスタマイズが可能。
今回は小サイズでオーダーしました。

さっそく運ばれてきた「喜納そば」は、まずビジュアルが百点満点!以前沖縄旅行に行った際に食べた沖縄そばを思い出す本格的なクオリティです。

琥珀色のスープをレンゲで口に運ぶと、あっさり系ながらも、しっかりとかつおと豚が感じられる繊細な出汁を味わえました。

麺は太麺でコシがしっかり。
じっくり煮込まれたソーキ(豚のあばら肉)は、トロトロでなめらかな舌触り。
甘めの味付けでクセがなく食べやすかったです。

ある程度まで食べ進めたら、テーブルに置いてある紅しょうがをトッピングして味変。
さらに、沖縄そば店の卓上には欠かせない、沖縄版タバスコといわれるコーレーグースも数滴追加します。

沖縄県産の島とうがらしと泡盛を数種類ブレンドして作られた、辛めの自家製コーレーグースは刺激たっぷり。お好みでどうぞ!

2階は沖縄物産店

あっという間に食べ終わり、店員さんに声をかけて物産店に案内していただきました。
1階から階段を使い2階に上がると、アンテナショップのようなスペースがあります。

沖縄のソウルフード「SPAM」や「orion」のビールグッズ、沖縄アイスブランド「BLUE SEAL」など、沖縄ならではのお土産やグルメ、アパレル商品が集結。

現地に行かずして沖縄の名産品が手に入るという、なんとも貴重なスペースです。
お買い物をするだけでも入っていいそうなので、ぜひ気軽に立ち寄ってみてください!

小旅行気分で沖縄文化を楽しめる「喜納商店」。
沖縄の郷土料理を食べながら、ゆんたく(=沖縄方言で集まっておしゃべりすること)してみてはいかがでしょうか?

エリア情報

喜納商店(きなしょうてん)

住所:神奈川県川崎市川崎区大島2-7-12
アクセス:JR東海道線・京浜東北線・南武線「川崎」駅東口より臨港バス乗車、「追分」下車 徒歩約1分
TEL:044-200-4724
営業時間:11:00~23:00
定休日:なし
※営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。