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川崎名物!キムチで有名「おつけもの慶 大島上町店」

2023.01.14

「かながわ名産100選」や「かわさき名産品」に選ばれる川崎名物の「おつけもの慶」をご存じでしょうか?

地元川崎で「あごが落ちるほど旨いキムチ」のキャッチコピーで知られるキムチ専門店です。

レシピ開発に16年もの月日をかけ、厳選食材だけを使用したキムチを職人が毎日手作り。

直営店には営業開始前から行列ができ、店舗や通販では予約待ち商品が出るほどの人気があります。

川崎名物として長く愛されるその理由を調べてきました。

直営店の大島上町店へ!

2003年に川崎桜本のコリアンタウンから生まれたキムチ専門店。

2022年12月の時点で川崎区内に直営店を6店舗構えています。

FC店や協力店を含めると全9店舗。

店舗のほかにも、通販や神奈川県内と東京都内で展開するスーパーマーケットのライフでもオリジナル商品を販売しています。

今回は直営店の一つ、大島上町店へ行ってきました。

おいしさの秘密は素材と手作りにあり!

キムチの主役である白菜。

厳選された白菜だけを使い、毎日仕入れることにこだわります。季節によっては産地を変更することもあるそうです。

白菜の旬である冬の初めから春先にかけては、茨城県産または群馬県産、大玉生産の黄芯白菜を仕入れます。

白菜の旬ではない夏場は、産地選びが難しく、長野県佐久穂町の白菜に絞って数十年も取引されているそう。

自社工場へ足を運び、キムチを作る職人さんにどんな白菜を求めているかを直接問うことで、生産者の方と共に白菜を育てているのだとか。

また、キムチ作りに欠かせない素材の唐辛子も同様のこだわりっぷり。

職人さんが選ぶ唐辛子は、濃いめの赤色でしっかりした辛さの中に甘みを感じるものだそうです。

その厳選された唐辛子を余すことなく使用し、にんにくやイカの塩辛、果物など数十種類の原材料とブレンドして、絶妙な調合で作り上げています。

市場や産地直送で集めたこだわりの素材を使って、熟練の職人さんが毎日、カットから塩漬け、漬け込みまで自ら対応されています。

衛生管理も原材料の仕入れから出荷までの温度管理、品質管理を自主検査するほどの徹底ぶり。

さらに破棄していた白菜を県内の動物園へ寄付したり、地産地消でキムチ作りをすることに注力するなどの地域貢献が評価され、持続可能な開発目標の達成に向け、優れた取り組みを表彰する「第1回かわさきSDGs大賞」を受賞しています。

「小かぶのキムチ」と「カクテキ」を購入!

お店の看板商品は、もちろん「白菜キムチ」。

「慶キムチ」のブランドを掲げるキムチは、真っ赤な見た目に反して味が甘めなのが特徴です。

野菜からでる自然な甘さがまるでフルーツの甘さのように感じられます。

数ある商品の中から「小かぶのキムチ」と「カクテキ」を購入することに。

リピート続出の小かぶのキムチは、230gで通常価格900円 (税込)。

小かぶが柔らかく、甘みがあるため、女性に人気の商品です。

店舗売上2位を誇るこだわりの厳選カクテキは、270gで通常価格800円 (税込)。

韓国産の甘エビやフルーツなどを使い、辛さの中にも食材の甘みとコクが感じられます。

日が経つにつれて酸味やとろみがでてきたら、スープに使うのがおすすめだそう!

来年で創業20周年を迎える「おつけもの慶」。

キムチ作りは既存商品だけにとどまらず、「季節の新作キムチ作りに取り組み、さらなるものを生み出したい」と話し、今後はジャージャー麺の発売を予定しているとのこと。

「おつけもの慶」のキムチをお土産などにいかがでしょうか?

エリア情報

おつけもの慶 大島上町店

住所:神奈川県川崎市川崎区大島上町18-1
アクセス:JR京浜東北線・東海道線・南武線「川崎」駅より臨港バス乗車、「追分」下車 徒歩約2分
TEL:044-366-7737
営業時間:10:00~17:00
定休日:日曜日
※都合により、営業時間が記載と異なる場合がございます。