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水族館で夏祭り気分が味わえちゃう?!川崎「カワスイ 川崎水族館」

2021.08.04

いよいよ夏本番!うだるような暑い日が続いていて、休みの日に外に出ようにも汗でびっしょり。でもクーラーの効いた部屋にいると夏バテもしてしまうし、なによりせっかくの休みなんだからお出かけしたい!と思ってしまいますよね。

そんな時は水族館!涼しげでありながら夏の雰囲気も味わえるのでおすすめです!

今回ご紹介するのは神奈川県川崎市にある「川崎水族館」。“カワスイ”の名で親しまれているこの「川崎水族館」は、なんと現在「さかなたちのカワスイ夏祭り」というイベントを開催中なんです!さっそく行ってきました!

夏祭りの屋台をモチーフにした水槽がたくさん!

こちらの「川崎水族館」はJR川崎駅 東口から徒歩1分ほどにある商業施設「川崎ルフロン」の9階と10階にあります。駅から歩いてすぐなので、暑い夏でも気軽にいけるのはありがたいですよね。

そしていざ川崎水族館内のイベントブースに入ってみると…

展示されている各水槽が、すべて夏祭りの屋台のように装飾されています!
今回のイベントは、世界中の淡水魚の姿形や生態になぞらえた、ユニークな屋台をモチーフとした6つの水槽を展示しています。

入場後まず最初に目に入ったのは、こちらのテッポウウオ!祭りではおなじみ射的をモチーフにした水槽のようです。
テッポウウオは地上の葉にとまった昆虫をうち落とし、それをエサとして食べるのですが、その習性を活かした展示になっています。かわいらしいテッポウウオが水を出す様子は見ててほっこりしますね♪

壁面にもいくつかの水槽があり、まず一つがこちらのチョコレートグラミーとバナナプラント。

チョコレートとバナナが名前に入っているということで、こちらの水槽にはチョコバナナを模した飾りが。こちらはスタッフの方の手作りだそうです!おさかなのかわいさにピッタリの“デコレーション”ですね!

その横に展示されているのはキュウリ…?ではなく、「キュウリウオ」の仲間であるアユが展示されています。
夏祭りの屋台にある「冷やしキュウリ」を模した飾りの鮮やかな緑に目を奪われてしまいがちですが、こちらにもしっかりおさかなさんがいます♪
なんでもキュウリウオの匂いはキュウリのような青臭い匂いなんだとか。

続いては花火をイメージした水槽!アフリカンロックシュリンプとミクロラスボラハナビが中で泳いでいます。その名前に「ハナビ」とついているように、その魚の体表をよく見るとまさに花火のようになっているんです。

写真ではなかなか確認しづらいですが、確かに表面は花火みたいでした!ぜひこちらに訪れてご自身の目で確認してみてほしいです。

お次の水槽はヨーヨーをイメージしたもので、中にはピンポンパールというおさかなが泳いでいました。ヨーヨーのようなまんまるな体型で、水槽内のヨーヨーとあいまってすごくポップでキュートな印象です!

ぷっくりしていて見てて癒されますね!

最後はおばけ屋敷をモチーフにした、ブラックゴースト、ブラインドケープカラシン、ドラゴンフィッシュが泳ぐ水槽です。
ブラインドケープカラシンは、生息地が洞窟の中で光がまったく射さないせいで、なんと目がないんだとか!ドラゴンフィッシュは顔がまるでエイリアンのようでよくみると少し怖いところなんかも、このおばけ屋敷の水槽にピッタリですよね。

フォトブースや体験型の特設ブースも!

屋台をモチーフにした展示スペースの他にも、写真がとれるフォトブースや、ちぎり絵うちわ作りといったワークショップ、さらには金魚のおもちゃすくいなど、体験型のイベントも実施中とのこと。

ミクロラスボラハナビをイメージしたこちらのブースではうちわが作れちゃいます♪
ピンポンパールのような丸っこい金魚のおもちゃを縁日気分で!

館長の有馬さんにお話を伺っちゃいました!

今回なんと「川崎水族館」の館長である有馬律雄さんにお話を伺う機会をいただき、このイベントについていろいろと聞いてみました!

ー今回のテーマは夏祭りとのことですが、こちらをテーマに選んだ理由は?

有馬:この夏、少しでも夏祭りの雰囲気を感じていただけたらなと思い、今回の「さかなたちのカワスイ夏祭り」を企画しました。

ーいろいろとユニークな展示がありましたが、これらはどう考案されているんですか?

有馬:基本的にすべて飼育員が中心となって考案しています。このイベントもそうですし、館内で行われているいろんな体験イベントも現場のスタッフや飼育員が企画して実施しています。

手作りなんですけど、お客様に近いスタッフが企画するものが素晴らしいと考えています。タレントさんが来たりといった派手さはないんですけども、その分、心のこもったイベントができているかなと思います。

ー確かあのチョコバナナの飾りも手作りなんですよね。

有馬:そうなんです。きゅうりの飾りもスタッフが一生懸命作ったりとか。ちなみに一番簡単だったのは、ピンポンパールのヨーヨーでした(笑)。ふくらますだけだったので(笑)。
ワークショップなどの企画もすべてスタッフが考えて実施しています。

ーズバリ、館長のおすすめブースを教えてください!

有馬:やっぱりテッポウウオですね。一応「100発100中」と書いてはあるんですけど、なかなか当たらないんですよね…でもそういう失敗も含めテッポウウオが水を出す様子を楽しんで見ていただきたいですね。

ー最後に読者のみなさんにメッセージをお願いいたします。

有馬:今回「夏祭り」がテーマということで、縁日などもありますし、お子様を連れた家族の方を中心に楽しんでいただけるイベントになっています。もちろんカップルの方でも、おじいちゃんおばあちゃんでも、来館された方全員が楽しんでいただけるイベントですので、ぜひご来場ください。

イベント以外の部分も、多摩川の上流を再現した展示だったり、アマゾンの自然を体験できたりと、都心にいながら郊外に出たような体験もできます。これを機にイベントだけでなく、館内も見ていただき、夏休みの遠出の気分を近場で味わっていただけたらと思います。

ーステキなメッセージありがとうございました!

夏祭りをイメージした期間限定メニューも登場!

9階にあるカフェ「こもれびカフェ Sweets & Cafe」では、今回のイベントに伴い期間限定のメニューが登場!

ラムネ味のソーダに金魚型のゼリーと香草が入った「金魚鉢ソーダ」や花火をモチーフに色とりどりのクラッシュゼリーが入った「花火ドリンク」、水族館内に展示もされているピラルクを使った「ピラルクのフィッシュ&チップス」など、さまざまなメニューが販売中です!

今回「金魚鉢ソーダ」と「ピラルクのフィッシュ&チップス」を試食させていただきました。
「金魚鉢ソーダ」は香草のタイムが入ってすごく爽やかな後味。金魚型のゼリーとあいまって、暑い夏にピッタリのドリンクでした!
「ピラルクのフィッシュ&チップス」は小腹が空いたときにちょうど良く、ピラルクの展示を見た後に食べるとなんだか不思議な気分になれます(笑)。

また、こちらのドリンクをテイクアウトすると、金魚すくいでおなじみの袋をモチーフにした袋で提供してくれるそうです!

さらに浴衣で「川崎水族館」を訪れると、入館チケットが10%オフになる特典や、館内の飲食店および「川崎ルフロン」内の対象店舗で特典が受けられるそうです!
(詳しくは川崎水族HPをご覧ください)

この夏のお出かけ先に「川崎水族館」を追加してみてはいかがでしょうか?
涼しげなおさかなさんたちが良い思い出を作ってくれますよ♪


エリア情報

川崎水族館

住所:〒210-0024 神奈川県川崎市川崎区日進町1-11
営業時間:10:00-20:00(最終入館 19:00)
営業時間は変更となる場合あるので、詳しくはHPのカレンダーよりご確認ください。
※併設する飲食店の営業時間は一部異なります。