まさに都会のオアシス!地域のお庭「はぐくみの里」
紅葉がキレイで外出したくなる季節。
近所を散歩していると気になるスポットを発見しました。
川崎区富士見に位置する「はぐくみの里」です。
自然豊かで、美しい景色が広がっています。
入口にある掲示板には活動日や活動報告の張り紙が貼ってあり、地域の交流の場となっているようです。
今回は、そんなお花や緑でいっぱいの川崎区を目指してまちづくりがおこなわれている、ステキな空間をご紹介いたします。
「はぐくみの里」って?
「はぐくみの里」は、富士見公園内にあるコミュニティガーデンです。
地域のコミュニティづくりの拠点を目指して作られた、いわば共有のお庭。
会員さんが企画から運営の主体になって、参加者の方々と活動しているんだそうです。
一般的な公園とは異なり、ガーデン内には野菜や稲を育てている畑や水田、睡蓮の池、ハーブや植物が栽培されています。
地元の小学校の協力によって、給食の残渣(ざんさ)で堆肥を作ったり、公園内の落ち葉を利用して腐葉土を作るなど、有機栽培を採用した環境学習の場としても機能しているのだとか。
活動に参加するには?
活動日は毎週火曜日と金曜日、第二土曜日。
参加費は無料です。
活動時間は10:00〜12:00の2時間となっています。
事前予約は不要で、活動日の午前10:00に園内にあるパーゴラへ集まれば、どなたでも参加することができるそうです。
写真は実際のパーゴラになります。
運営者や近所の人々だけでなく、近隣の高校に通う高校生が授業やサークル活動の一貫として参加をしたり、夏休みには中学生が活動に参加したり、未来を担う人材がまちづくりに積極的に関われるように工夫されているんだそうです。
季節ごとにイベントも開催!
年間を通して、季節ごとのイベントもおこなわれています。
毎年5月は春まつり、毎年6〜7月には親子じゃがいも堀り体験、毎年11月は収穫感謝祭。
田んぼや苗植え付け体験や、園内を管理してくれているスタッフさんや参加者たちが育ててくれた穀物を、みんなで楽しみながら掘るという貴重な体験ができます。
草花や土、穀物に触れ合いながら地域住民で交流ができる、これらのイベントを多くの方が楽しみにしているそう。
さまざまな人が参加し、出会いと交流の機会をもたらしてくれるので、地域へのおもいやりや住んでいる街への愛着が生まれますよね。
川崎区に住む一員として、筆者も参加してみたくなりました。
園内を散策してみました!
整理された園内を歩いていると、睡蓮の池で気持ちよさそうにカモが泳いでいる様子を目撃!
スイスイ泳ぐ姿に心が癒やされます。
生きものが生存できるほど、環境がよいということがわかりますね。
自然を大切にすることは、人が快適なだけではなく、自然の中で暮らす生きもの全体にも影響を与えていることを考える有意義な時間になりました。
自然と触れ合うことを通して、子どもの学びのきっかけとなる「はぐくみの里」。
住んでいる地域に公園以外にも子どもが楽しめる場所があると、おでかけの選択肢が広がりうれしいですよね。
興味のある方は、ぜひ活動日にのぞいてみてはいかがでしょうか?
エリア情報
はぐくみの里
住所:神奈川県川崎市川崎区富士見2–1
アクセス:JR京浜東北線・東海道線・南武線 「川崎」駅より臨港バス乗車、「労働会館前」下車 徒歩約3分
TEL:044-244-3206
営業時間:9:00~16:00
定休日:月曜日
※都合により、営業時間が記載と異なる場合がございます。
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