秋は空気が澄んで、良いお天気の日が多いです。
鬼ごっこやバドミントン、サッカー。
小さな公園ではなかなかできない遊びをしたい。
そんな時におすすめなのが「加瀬ふれあいの広場」です。

災害時の一時避難場所として整備されたこのグラウンド。
夏は水遊び、それ以外の季節は運動場として親しまれています。

今日は公共のグラウンド、「加瀬ふれあいの広場」をみなさんにご紹介します。

目印は、加瀬クリーンセンター

「加瀬ふれあいの広場」は、鷹野大橋のすぐ近く。
港北区と幸区の境目にある、加瀬クリーンセンターの隣です。

大型のごみ収集車がたくさん止まっているのでわかりやすいです。
乗り物好きな子が、この門のそばでしばらく車を見ていることも…。

自転車置き場は2か所。
日吉側の置き場は小さいですが、日陰になっています。
夏の暑い日はこちらに置くのがオススメです。

南加瀬側の置き場は広いです。
サッカーの練習試合の時には自転車がぎっしり止まります。
ですが、奥行きがあるので満車にはなりません。
2か所合わせて、かなりの台数が止められます。

駐車場はないので、近隣のコインパーキングを利用します。
広場前の道路は静か。
道路脇に一時停車し、子どもだけを降ろして練習に行ってもらう…というママもいます。

日吉側の入り口には、スロープもあります。
車いすの方でも安全にグラウンドまで上がっていけますね。

広いグラウンドは団体スポーツにぴったり！

階段またはスロープを上がると、そこは広いグラウンド。
地面は砂が少なめで走りやすいです。
サッカーやグラウンドゴルフなど、広い面積を使うスポーツにうってつけ！

グラウンドを使用するには、区役所での団体登録が必要です。
ですが、空き時間に来場して自由に使うことは可能だそうです。
夕方になると、小中学生がよくサッカーの自主練習をしています。

取材をした日はちょうど、ゲートボールの大会でした。
「そこ！」
「次！」
「あーっ、おしい！」
…などなど、元気な声が飛び交っています。

グラウンドの手前には、ベンチがいくつもあります。
応援もばっちりできますね。

空色の管理塔の脇には、トイレと自販機が。
運動には水分補給が大事なので、うれしいですね。
手洗いができる蛇口もあります。

ここを練習場にしているサッカークラブの子どもたちは走り回って手足が泥だらけ。
転んでも、蛇口で手足を簡単に洗って、すぐ練習に戻ります。
ひっそりと立つ小さな蛇口ですが、子どもたちにはかなり大事な存在です。

グラウンドを囲む茂みの中には、こんな小道も。
クラブの練習中、下の子が一緒にいると手持ち無沙汰になりがちです。
そんな時に便利なのが、この小道。

小さな子でもちょっとしたお散歩気分で往復できます。
グラウンドの周囲もぐるりと一周でき、ストライダーを持ち込み、延々と回っている子もいます。

夏は小さな子たちの水遊び場も！

「加瀬ふれあいの広場」で有名なのが、夏になると行われる噴水。
通称、「じゃぶじゃぶ池」です。

石造りの池に、ふくらはぎくらいの高さまで水が張られます。
よちよち歩きの子から幼稚園くらいの子に大人気！

7月、8月は小さな子を連れたお母さんたちでにぎわいます。
時計があるので、時間の確認もバッチリですね。

噴水の隣には東屋も。
日陰はここだけなので、真夏は日焼け対策が必須です。

また、この周辺にはセミがたくさんいます。
虫取り網とかごをもって、セミ取りに来たこともあります。

かごがいっぱいになり、息子たちは喜んでいました。
虫が苦手な私は、ひたすら後からついていくだけです（笑）。

長く愛される区民のグラウンド

私がここのグラウンドを知ったのは、ママ友の口コミでした。
上の息子がまだ2歳ぐらいの頃、水遊びに来たのが最初です。
それから数年。
息子がサッカーの自主練習でここに来るようになるとは思いませんでした。

街中の公園では、広い面積を使うスポーツが禁止事項になっている昨今。
上の息子にとっては、いつでも自主練習できるグラウンドはとてもありがたいそうです。

秋になり、絶好のスポーツ日和が続くこの頃。
「加瀬ふれあいの広場」で、思いきり体を動かすのはいかがでしょうか？