450年の歴史!新川崎を見守るお寺「浄蓮寺」

JR横須賀線新川崎駅から歩くこと3分、突如お寺が現れます。
日蓮宗のお寺「浄蓮寺」です。
「常教山」と称される「浄蓮寺」は、1572年の創立。
なんと約450年もの間、新川崎の地を見守っていたことになります。
今回は、新川崎の歴史を語る上で避けられない、「浄蓮寺」についてご紹介します。
鹿島田駅にも近い!好立地が魅力
JR横須賀線新川崎駅から徒歩3分という、アクセス良好な「浄蓮寺」ですが、もう一つJR南武線鹿島田駅も同じ距離にあります。
そして、そんな駅チカなお寺だからこそ、楽しめる景色があるのです。

境内に入り、本尊へお参りをすると、ちょうどその背後には三井ビルが見えます。
高層ビルと三寶祖師像(さんぽうそしぞう)の異色なコラボレーションは、街の中心にあるお寺ならでは。
柔和な表情の三寶祖師像が、まさに新川崎の街を背負っているようで、頼もしさを感じます。
また、この「浄蓮寺」の正面には「鹿島田1丁目公園」という公園があり、地元の子どもたちの憩いの場となっています。
子どもたちを見守るという意味でも街の中心にあるお寺は存在感を放っています。
激動の時代を乗り越えた!歴史あるお散歩スポット
450年という、気が遠くなるような年月この地を守ってきた「浄蓮寺」。
地元住民にとっては、言わずと知れたお散歩スポットとなっています。

静かな境内には庭園があり、街の喧騒を忘れたひと時を過ごすことができます。
そして6月にはアジサイが咲き、参拝者を楽しませてくれます。
そんな身近な存在の「浄蓮寺」、実は数々の波乱を潜り抜けた、歴史的にも貴重なお寺なのです。
「浄蓮寺」が創立された当時は、種子島に鉄砲の伝来、フランシスコ・ザビエルによるキリスト教の布教という大航海時代の激動の時代でした。
このお寺の旧本寺にあたる横須賀衣笠の大明寺は、江戸時代になんと2回も火災に遭遇しました。
さらに、太平洋戦争では空襲によりほぼ全焼したものの、戦後50年の時をかけて復興し、現在に至ります。
激動の時代や火災、戦火を乗り越えた歴史あるお寺。こうした背景を知ってお散歩するとまた違った景色が見えてきますよ。
地元と連携したイベントも
現在も地元住民に愛され続ける「浄蓮寺」ですが、積極的に地元住民と交わる活動をしています。
例えば、2021年12月26日には、「もちもちまつり」と題した餅つきイベントを開催しました。
この発案は元々、地元の主婦。
SNS上で住職とやり取りをしたことをきっかけに、今回のイベントが実現したのだとか。
当日は約500名が集まり、餅つきやワークショップ、ライブ演奏などが実施されました。
こうした地域を巻き込むイベントは、住民同士の絆が深まり、より安全な街づくりに繋がります。
長い歴史をもちながらもこのような取り組みで地域を盛り上げる「浄蓮寺」。
近くに来る際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
エリア情報
浄蓮寺
住所:神奈川県川崎市幸区鹿島田1-7-5
アクセス:JR横須賀線「新川崎駅」徒歩3分
JR南武線「鹿島田駅」徒歩3分

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