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川崎大師近く!重要文化財が所蔵されている「明長寺」を訪れよう

2021.06.03

今回の記事では川崎区にある明長寺について詳しくご紹介します!明長寺は川崎大師駅近くに所在するお寺で、緑豊かな空間が広がります。個人的に朱い門と、奥に覗く木々のカラーコントラストに感銘を受けました!穏やかな時間が流れている場所ですよ。社寺に足を運ぶのが好きな方におすすめしたいスポットです!

明長寺は230年以上前に建てられたお寺!

明長寺は1669年に落雷で消失した後、1782年に7世住職良逢によって、現在の本堂が再建されそうです。今から230年以上前に建てられたお寺と知って、とてもびっくりしました!

お寺には国の重要文化財として登録されている「葵梶葉文染分辻が花染小袖」が所蔵されています。「葵梶葉文染分辻が花染小袖」は桃山時代に製作された衣服だそうです。桃山時代といえば織田信長や豊臣秀吉が活躍した時代ですね!

そしてこの衣服は、かの有名な徳川家康が使用していたと言われています!辻が花染小袖が衣服の形で現存しているのはとても珍しいそうです。

紫と白のコントラストが非常に美しく、身幅が広く、袖が短いのが特徴的です。

室町時代から桃山時代から流行した絞り染め手法を採用していますが、江戸時代初期にはその手法が用いられなくなったことから「幻の染め」と呼ばれているの手法を採用した小袖になっています。

そんな遠い昔にあしらわれた衣服がまだ現存していると考えると、感慨深いですよね!

歴史が好きな方にぜひ訪れてみてほしいです!詳しい情報は川崎市のホームページに掲載されています。

緑豊かな境内で自然に癒されよう!

明長寺は写真から見て分かるように緑の繁茂した光景が美しいです。思わず立ち止まってしまうほど、ゆったりとした時間が流れていました。

住宅街の中にありますが、非日常的な空間です。道が本堂に向かってまっすぐと伸びているのもちょっと神秘的です。境内はそこまで広くないので、より緑が身近に感じられます。

境内は鳥や虫の鳴き声が響き渡り、とても静かな場所でした。
川崎大師に比べると訪れる人は少ないですが、だからこそゆっくりと境内を見学することができました!

独特の雰囲気に魅せられて、私も「御朱印を集め始めようかな…!」と感じたくらい、お寺の魅力にハマってしまいました。

朱い門が目じるし!

明長寺は駅から徒歩5分程度とアクセスの良い場所に位置しています。川崎大師駅から歩いてすぐ近くなので、アクセスがとてもよいです!

「大師表参道厄除門」と書かれた門の周辺にある、門前町を少し進んでいくと、左手に見えてくるのが明長寺です。

明長寺の朱い門がすぐ目に入るので、私もすぐに見つけられました。
川崎大師へ向かう途中にあるので、ぜひ足を運んでほしいです!

JR川崎駅を経由してくる方は、京急線まで移動して京急大師線に乗ってください。京急川崎駅から川崎大師駅まで電車で5分程度で到着しますよ!

川崎大師はたくさんの人に人気がありますが、お寺独特の神秘的な雰囲気を味わいたいなら明長寺はオススメです。
川崎大師駅からどちらのお寺にも足を運べるので、ぜひ全く違う雰囲気を味わってみてくださいね。

エリア情報

明長寺

住所:神奈川県川崎市川崎区大師本町10-22
交通:京浜急行大師線 川崎大師駅 下車徒歩5分
電話:044-2666-222