川崎大師すぐ!子どもや若者の守護神を祀る「若宮八幡宮」

先日、川崎大師への最寄り駅・京急大師線「川崎大師駅」から徒歩すぐにある「若宮八幡宮」に行ってきました。
鳥居の近くを通った際、小さな子どものキャッキャッと楽しそうな声が聞こえてきたので、元気な声のする方に行ってみると幼稚園が併設されていて、先生と園児の姿が見えたステキな神社です。
幼稚園の他にも、境内には金山神社と呼ばれる神社もあるほど敷地が広く、有名な川崎大師平間寺に負けないほどの魅力でいっぱいだったのでご紹介いたします。
鳥居をくぐるとすぐに幼稚園が!
「若宮八幡宮」は通りに面して鳥居が二基並んでおり、南側にあるのが表参道の鳥居です。
表参道の鳥居を過ぎると、すぐ右手に「若宮幼稚園」が併設されています。1951年(昭和26年)に創立してから70年以上続く歴史ある幼稚園だそうです。

若宮という名前は、子どもや若者の守護神をあらわしているそうで、そんな八幡様のお膝元の幼稚園ということで安心感がありますね。
地域密着型の八幡様として愛されています
参道に戻り、まっすぐ進むと拝殿があります。
右手には授与所があり、左手には境内社の「金山神社」があります。
八幡宮には、八幡神の応神天皇の若宮である仁徳天皇がお祀りされています。若宮がお祀りされていることから「若宮八幡宮」と名付けられたそうです。
仁徳天皇は、かつて淀川の治水工事を完成させたことによって、干拓事業の守護神として崇められていました。
多摩川の洪水に悩まされた大師河原の住民が、守護神に心から願いを込めたことをきっかけに、鎮守としてお祀りされています。
また、仁徳天皇のつくった和歌「高殿にのぼりてみれば煙たつ民のかまどはにぎわいにけり(高殿に登って国のありさまを見わたすと、民家からは煙がたちのぼっている。民のかまども豊かに栄えているのだった)」。それにあやかって、「日々の生活がよくなりますように」という住民の切望もあったそうです。
地域に住む人々の生活がより豊かなものになるように、地域とともに歩み続けてきた神社は、間違いなく川崎の誇りですね!
水鳥の祭の由来となった大師河原酒合戦の碑
地元に関する歴史の知識が増え、気持ちよく参拝を終えた後、境内を歩いていると「大師河原酒合戦三百五十年記念碑」という石碑を発見しました。
1648年(慶安元年)に大師河原で、歴史に残る酒合戦が行われたと書かれています。
酒豪をひきつれて乗り込み、三日三晩にわたって酒飲みの強さを競ったという酒合戦が繰り広げられたそうです。
その酒合戦については、茨城春朔(いばらきしゅんさく)による『水鳥記』に記録されています。
毎年10月には、その『水鳥記』に描かれている酒合戦を再現した例祭「水鳥の祭」が行われています。
地元の歴史と酒の文化を顕彰する楽しいお祭りだそうです!
記念碑の奥に鎮座する「金山神社(通称:かなまら様)」もまた、毎年4月に「かなまら祭(ウタマロフェスティバル)」が行われています。
商売繁盛や子孫繁栄を願った奇祭として、国際的に知名度があり、海外からも観光客が訪れるほど有名なんだとか。
例祭の多さから、地域の人々の郷土愛が感じられますよね!
地域の人々が力比べに使った力石
帰り際、鳥居の近くに力試しに用いられる大きな石「力石」を見つけました。
昔の人々が力もちに憧れた娯楽の名残が現在でも残っていて、とてもステキです。
川崎市大師地区の総鎮守である「若宮八幡宮」。
お子さんを連れて、子どもや若者の守護神を祀るパワースポットにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
エリア情報
若宮八幡宮
住所:神奈川県川崎市川崎区大師駅前2-13-16
アクセス:京急大師線「川崎大師駅」下車 徒歩約3分
営業時間:9:00~17:00(御朱印の受付)
※都合により、営業時間が記載と異なる場合がございます。

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