オリジナルの切子グラスが作れる!川崎の工芸教室「東海道GLASS」
「川崎」駅から徒歩約3分の東海道川崎宿跡にある「東海道GLASS」。
1894年(明治27年)創業のガラス商「岩田屋」がプロデュースするガラス工芸教室です。
初心者でも伝統工芸の切子グラス作りを体験できるとのことで、事前予約して参加しました!
実は川崎「切子グラス」が有名?
実は川崎、切子グラスが有名なのをご存じですか?
江戸時代に誕生した切子グラス。
透明のガラスに繊細なカットや模様を装飾した器です。
東海道の街道をイメージして菊模様を宿場の数だけ入れたデザイン「切子ロックグラス」が、かわさき名産品認定事業実行委員会が取り組む「かわさき名産品2021-2023」の新名産品に認定され、広く認識されました。
川崎が誇る伝統工芸品として、「川崎といえば切子!」というイメージにつながるよう、プロモーションをおこなっているんです。
起立400年!東海道川崎宿跡へ
そんな川崎らしさがつまった名産品をオリジナルで作れる体験レッスンが開催されているとのことで、開催場所の工芸教室に足を運びました。
東京ガラス工芸研究所で切子を学んだ、切子作家の講師が丁寧に教えてくれる「東海道GLASS」。
入口の前にある木の板が目印です。
切子とパート・ド・ヴェール体験教室と書かれています。
パート・ド・ヴェールもガラス工芸の一種で、世界最古のガラス技法といわれています。
制作した型の中にさまざまな色ガラスの粉を流して固め、小物や小皿などを作ったものだそうです。
「どんな体験ができるのかな?」と不安と期待でワクワクしながら扉を開きます。
切子作り体験に参加!
入口から奥の階段を上がった2Fが工房です。
小学生以上のお子さんから大人まで体験できるとのことで、初心者でも気軽に参加できるコースを選びました。
最大7名の少人数制でおこなっており、この日はなんと私たちだけの貸切状態!
切子作りについて質問や相談が気兼ねなくできそうで、ラッキーでした。
まず見本を参考にグラスの形状や色、デザインを考えます。
そして棚から好みのグラスを選び、手に取ります。
いきなり選んだグラスに加工するのではなく、最初は先生がお手本線を入れたプレートで切り込みや円を作る方法を練習します。
専用のカット加工機で模様を削っていきます。
なかなかまっすぐに切り込めず、悪戦苦闘。感覚を掴むまでひたすら練習あるのみです。
ある程度まで上達したら、いざ実践!
選んだグラスに先生がデザインの下書きを入れて、下書きを目安に加工していきます。
所要時間約1時間半。オリジナル切子グラスが完成しました。
作ったグラスは当日に持ち帰ることができ、作ったその日にすぐ使えます。
帰宅後、さっそく自分で作った切子グラスにお茶やジュースを注ぐと空の状態とはまた印象が変わり、ついつい何度も眺めてしまいます。
制作の過程で付いてしまった傷や失敗してしまった箇所すら愛おしく感じるほど、とても気に入りました!
作ってもよし。購入してもよし。
川崎のお土産や思い出作りにステキな記念となりますよ。
エリア情報
東海道GLASS
住所:神奈川県川崎市川崎区砂子1-4-9 岩田屋ビル2F
アクセス:JR東海道線・京浜東北線・南武線「川崎」駅東口より徒歩約3分
TEL:080-9391-9140
営業時間:10:00~16:30
定休日:月曜日、火曜日、水曜日、金曜日
※営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。
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