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戦前から続くレシピで作られた川崎の名物!あんドーナツが食べられる「太平屋」

2023.11.17

川崎区役所近くを歩いていると、趣のある昔ながらの和菓子屋さんを発見しました。

JR「川崎」駅東口からは歩いて8分ほどで、国道15号線沿いにあります。

横断歩道の目の前にあり、赤いテントが目を惹きつけます。

この記事では、戦前から続く赤いテントが目印の和菓子屋『大平屋』を紹介します。

(※商品価格は2023年10月時点)

区役所や病院へ行く途中で立ち寄れる昔ながらの和菓子屋さん

川崎市内には、他にも大平屋というお店がありますが、それぞれ経営者が違うとのことです。

こちらのお店は、先ほども述べたように戦前から続いているお店。

現在は3代目になるのだそうです。

テイクアウトがメインですが、店内には椅子とテーブルが2セットあります。

店内で食べることができるのか確認すると、食べることも可能ということでした。

ショーケースにならぶ和菓子は、すべてご夫婦の手作り

和菓子は全部で20種類程度!

ご夫婦二人で、すべて手作りされています。

心をこめて作られた和菓子が、お行儀よくショーケースに並んでいます。

おまんじゅうやお団子といった定番の和菓子だけでなく、あんドーナッツ、赤飯やおこわなども販売しています。

店主は見た目はクールな印象でしたが、お声かけしてみると、とても親切な方。

商品について尋ねると、丁寧に教えてくださいました。

一つ150円!太平屋の名物は、なんといってもあんドーナッツ!

太平屋の名物は、なんといってもあんドーナッツ !

あんドーナッツは、戦前から続くレシピで作られています。

1個150円 で、人気の商品です。

中には、こし餡がたっぷり。

生地が厚すぎないため、胃がもたれることもありません。

ドーナッツというより、和菓子っぽいあんドーナッツ。

中のあんこは甘さが控えめで、ドーナッツにびっしりかかっている砂糖と合わさると、ちょうどよい甘くなっています。

実は私の母が、この店のあんドーナッツが大のお気に入り!

ここのお店の味が忘れられず、別の店でもあんドーナッツを買ってくるようになったのですが、太平屋さんのあんドーナッツが特別おいしいんだとか。

私もどこか懐かしさを感じさせる味に、ついつい手が伸びてしまいます。

ぜひ味わっていただきたい一品です。

他にも人気な商品は、みつだんご。

みたらしのかかった大き目なお団子が、3つ刺さっています。

1本130円 で、大人から子どもまでみんなに愛される定番メニューです。

季節によっても、商品のラインナップが少し変わるそう。

端午の節句の時期には、「草もち」や「かしわもち」が販売されます。

また今では少し珍しいといわれる、「まめもち」や「かのこ」といった商品。

売られているお店もかぎられているので、根強いファンも多く、お店の注目の商品となっています。

ちょっとしたランチにもピッタリなのは、「おこわ」や「いなりずし」。

いなりは、なんと一個70円という安さ!

今回は購入しなかったのですが、お供に紅生姜が添えられるようなので、次回試してみたいと思います。

駅から離れていることもあり、︎地元の方が利用されている印象です。

区役所だけでなく、周辺には大きな病院も近いため、病院帰りに寄る人も多く見受けられました。

近くを訪れた際は、手土産に太平屋の和菓子を購入してみてはいかがでしょうか。

    

エリア情報

大平屋

住所:神奈川県川崎市川崎区東田町9−9
アクセス:JR東海道線、JR京浜東北線、JR南武線「川崎」駅から徒歩約8分
     京浜急行京急「川崎」駅から徒歩約8分
電話:044-222-7255
営業時間:10:00~18:30
定休日:日曜