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お米屋さんが作る和菓子!川崎旭町の「伊勢屋」

2024.12.11

今年もあっという間に師走ですね。

残暑が厳しくやっと寒さが本格的になってきたと思っていたら、もう残すところあと少し。

変化の激しい忙しない毎日についていくのが精一杯!そんな時に食べたいのが甘い食べもの。

ということで今回は、川崎市川崎区旭町の「伊勢町商店街」の中にある、和菓子のお店「伊勢屋」におじゃましてきました。

お米屋さんの和菓子が名物!

京急大師線「鈴木町」駅。

味の素川崎事業所からほど近く、味の素の創業者である、鈴木三郎助にちなんだ駅名の駅があります。

その最寄りにあるのが「伊勢町商店街」。

古き良き時代の名残がある、昔ながらの商店街です。

かつてはにぎやかだったという商店街も、現在の店舗数は18店舗。

町内会のお祭りや抽選会などのイベントは度々おこなわれているそうです。

そんな商店街の中で元気に営業されている「伊勢屋」さんを発見!

お米屋さんが営むというその和菓子屋さんは、朝7:00からお店を開けて、お客さんを迎えます。

近所の人はもちろん、地域の人々とのつながりを大切にしているお店で、地元の学校とも積極的な交流がある模様。

地域密着型で営業を続ける、アットホームな和菓子屋さんです。

お店の看板商品は、お団子と大福そしておにぎり。

定番商品はもちろん、気になる変わり種商品まで、大変リーズナブルな料金で販売されています。

「さすがはお米屋さん!」と言わんばかりのお米の専門性を活かした、こだわりの商品たちがずらりとショーケースに並びます。

お団子と大福を購入!

どの商品も魅力的ですが、今日は口が甘いとしょっぱいの両方の気分だったので、

「からだんご」100円(税込)

「あまだんご」100円(税込)

をそれぞれ購入することにしました。

まずは、あんことよもぎの味わいがする「あまだんご」をいただきます。

草餅にこしあんがたっぷりと塗られていて、見た目の時点からすでにおいしそうなのが確定しているひと品。

上品でやさしい甘さと、どこか懐かしさを感じる素朴な味わいで、幅広い世代に愛される理由がわかるお団子でした。

次にいただくのは「からだんご」。

焼き目のついた白いお団子に、琥珀色のみたらしがかかっています。

甘すぎずかといってしょっぱすぎず、絶妙な相性で味がまとまっています。

こちらの商品も老若男女から好まれるのがうなずけるお団子でした。

お団子食べ終えたのも束の間、続いて人気の大福もいただきます。

「いちご大福」150円(税込)

ほんのり色が付いたうすピンク色の大福です。

もちもちな餅生地の食感に、白餡の甘みといちごの酸味のバランスが絶妙。

いちごの粒がまるまるひとつ入っていて幸せな気持ちになりました。

和菓子と一緒におにぎりも!

そして忘れてはいけないのが、おにぎり。

和菓子屋さんとはいえ、お米屋さんが本筋なので、ここはお米をダイレクトに堪能できる商品も追加で購入することに。

「たらこ」130円(税込)

「たかな」100円(税込)

どちらも人気の商品です。

こちらも米屋さんならではのこだわりが光る一品。

ふっくら炊きあげたご飯は、お米本来の甘さと粒感がしっかりと感じられ、塩味のある具材とのバランスも格別。

朝早くから営業しているので、朝食代わりにおにぎりを購入する人も多いそうです。

片手でしっかり掴める小ぶりサイズなので、軽食にぴったりですね!

昔ながらの味わいを守りながら、日々訪れるお客さんを笑顔にしている「伊勢屋」さん。

お店の写真撮影をお願いした際、「来年には値上げするかもしれないけど」とおっしゃっていました。

現状でも十分お財布にやさしい値段設定なのですが、心苦しい話題でさえ、包み隠さず伝えてくれる姿勢にお店の温かさを感じます。

ぜひ地元ならではの魅力を感じられる和菓子屋さんで、お団子や大福、おむすびなどを味わってみてください!

エリア情報

伊勢屋

住所:神奈川県川崎市川崎区旭町2-15-5
アクセス:京急大師線「鈴木町」駅下車から徒歩約10分
TEL:044-233-9436
営業時間:7:00~17:00
定休日:木曜日
※営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。