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喫茶店でいただく贅沢な一杯 矢向「珈琲専門店 しらい」

2022.12.23

ここ最近、ネットニュースで純喫茶ブームがきていると目にしました。
喫茶店とカフェの違いは、お酒の提供があり・なしで区別されるようです。
たまには、贅沢なお茶の時間はいかがでしょうか。

横浜市鶴見区と川崎市幸区が隣接し、その中間にある「矢向」駅。
銀行やドラッグストアなど生活に必要な場所が、ギュッと駅前に集中している印象です。

「矢向」駅すぐ横には、大きな踏切があり渡った先からは、市電通りの大きな道路が続いています。
今回は、こちらの通りに面した珈琲専門店「しらい」をご紹介いたします。

外観から専門店の風格ただよう

珈琲専門店「しらい」は1976年から営業している喫茶店です。
グリーンのツタが印象的な外観に、どのような珈琲をいただけるのか期待が膨らみます。

店内に入ると季節を彩るうつくしい花々とエンヤのBGMでお出迎えです。
鼻をくすぐる珈琲の香りに深呼吸を何度も繰り返すほどの癒し空間が広がっています。

カウンター5席と4人掛けテーブルが6席ほどの広々とした店内。

テーブルには、茶色の珈琲シュガーとグラニュー糖の2種類がセットされていて、専門店らしさを感じます。
気になる珈琲の種類も20種類くらいでしょうか。

ご自分のお好みの味を店長に相談してみても良いかもしれませんね。

サイフォン式って理科の実験!?

カウンター越しに目をやると、サイフォンが数個並んでおり店長自らお客さんの注文ごとに、とても丁寧にひとカップごとに珈琲を仕上げています。

「理科の実験みたいですよね~。今はドリップが好きな方やそれぞれ好みがありますが、サイフォン式の味は、苦みより酸味が強くなりクリアになります」

とサイフォン式で淹れた味の特徴などを教えていただきました。
ポコポコと湯が湧きたつ音やフラスコ内に吸いあがる湯と珈琲が混ざるのも不思議です。

店長がエプロンから白衣に着替えたら、そこは理科の実験教室のようです!(笑)

馴染みある豆や希少価値の高い豆

こちらはトラジャブレンド・ルージュ。
ケニアなどの高地産アラビカ種を使用したブレンド珈琲とのことです。
重厚な深いコクとフルーティーさで「久しぶりにしっかりした珈琲を飲んだなぁ」感が満載でした。

珈琲のお供に、チョコレートもいただき満足です。

こちらは、ブルーマウンテンNO,1。
店長自ら教えてくださったのですが、希少価値が高くきびしい選定のもとブルーマウンテンになるのだとか…。
また高品質の証として通常使用される麻袋ではなく、樽に詰められて輸出されるのも魅力のひとつです。

注がれたカップからも透明感が分かります。
さすが!珈琲豆の最高峰!上品でなめらかな味わいは、バランス抜群です。

「しらい」で提供されるデザインの違う珈琲カップも芸術鑑賞のよう!
飲み口の薄さと華奢な持ち手がうつくしいカップは、やはり有名食器メーカー「ノリタケ」の食器でした。

平日は、ランチがてらにご近所の女性も多く訪れるのだそう。
メニューには喫茶店らしい、ピラフやミックスピザ・季節のケーキなども揃っています。
またご自宅でもたのしめる珈琲豆も購入することも可能です。

ぜひ一度訪れて、贅沢なご褒美時間を過ごしてくださいね。

エリア情報

珈琲専門店 しらい 

住所:神奈川県鶴見区矢向5-5-13
アクセス:JR南武線「矢向」駅徒歩2分
     JR南武線「尻手」駅徒歩11分
     JR南武線「鹿島田」駅徒歩20分
電話番号:045-582-9746
営業時間:10:00~17:30
定休日:火・水

※都合により、営業時間・定休日が記載と異なる場合があります。訪問時は事前に店舗にご確認ください