駅近の飲食店は、大手外食チェーンが軒を連ねていることが多いですよね。
チェーン店の味もいいけれど、たまにはオリジナルの味を出しているお店に
行ってみたいという気分の日もあります。

そんな時におすすめなのが、鶴見駅東口から徒歩3分のイタリアンダイニング「金色の午後」。

看板が大きく目立っているわけではないので、うっかり見落としてしまいそうですが、これはこれで粋なお店の雰囲気が醸し出されています。

今回訪れた時間は、ちょうど正午。
ランチメニューをいただくことにしました。

選べるイタリアンランチコース

ランチメニューはいくつかありお肉料理やお魚料理のほか、パスタランチも味わうことができます。また、それらを選べるおすすめランチコースもあるのでその日の気分に合わせることもできます。

私が注文したメニューは、魚料理コース。
まずは、大根と鶏ひき肉のスープと自家製フォカッチャ。

フォカッチャはお代わり自由！スープは大根の食感が味わえる程度の柔らかさで、噛むと根菜の甘みを感じました。
鶏ひき肉は、油っぽさを感じることなくいいお出汁となっていました。

フォカッチャは、ふわっとした食感でオリーブオイルに浸していただきました。フレッシュなオリーブの香りが口の中に広がり、「ん〜おいしい」とつぶやいてしまいました。

そしてメインの白身魚のソテーです。

お魚は、何かは聞きそびれましたが、白身魚の淡白な味に、野菜やナッツの味が絡まって、ぱくぱくと食べ進められました。

何度も食べたくなるイタリアン

私は、これまでに数回このお店に訪れています。
主に家族と行っていますが、もし誰かに鶴見でいいとこ（飲食店）ない？と聞かれたら、まずここを推します。
その理由は、3つ。

1つは、外観も内装もメニューもとにかく「おしゃれ」なんです。
外観の雰囲気は隠れ家風で、内観は温かみのある家具や調度品、そして照明。メニューは、写真を無意識に何枚も撮影してしまう映え。

おしゃれな場所なので、特別な日をお祝いするのに最適です。私は、親族の誕生日会に利用したことがあり、みんなに大変好評でした。

2つ目はお値段以上のおいしさが「ぎっしり！」なところです。
ランチメニューでスープ、パン（もしくはライス）、メイン、ドリンク（コーヒーもしくは紅茶、ホットかアイス）、デザートがついて1255円（税込1,380円）です。

個人的には、メインだけでもこの値段になるのでは？と思いますが、コースでこのお値段というのは本当に素晴らしいです。
味もおいしいだけでなく、誰にでも愛される、優しくも印象に残るものです。

そして3つ目が駅からのアクセスが近くてうれしいところ！
独立した店舗だと駅からのアクセスがあまり良くないということが少なからずありますよね。こちらは鶴見駅から徒歩3分。ゆっくりと歩いても5分で到着します。

鶴見駅東口から降りて川崎方面に向かい、JRの線路伝いを歩いたところにあるマンションの1階にあります。店舗が1階なので階段を気にする必要がなく、幅広い年齢層が利用しやすいと思います。

ランチはもちろん「ここぞ」な時にもイタリアンを

今回私がお店を訪れた際、店内には数名でいらしていたサラリーマン、女性二人組、お一人様とさまざまな方が食事を楽しんでいらっしゃいました。
店内のおしゃれな雰囲気は、日常から少しだけ離れた世界を感じさせ、そこいただくランチはいい気分転換になるので、普段のランチにもおすすめなんです。
もちろん特別な日をお祝いするのにもおすすめします！以前私は、子どもの学校の合格祝いにこちらでランチをいただき、喜びをお食事とともにいただいた記憶があります。
普段使いから記念日にも使える利便性の高さもこのお店の魅力だと思います。

店名の由来について

「金色の午後」というお店の名前もステキで、お店の公式HPによると、童話『不思議の国のアリス』の作者がこの作品を書いた日の日記冒頭に『全てが金色の午後のこと…』という文があるんだとか。

そこからお店の名前をとり、「その日1日が輝ける日であった」と来店されたお客さんが思ってくれるよう願って付けられたのだそうです。温かな思いが詰まっているお店なのですね。

記念日や普段のランチまで利用できる「金色の午後」さん。ぜひ一度足を運んでみてくださいね。