広い芝生広場があり、ゆっくり過ごすには最適な公園 鶴見区「入船公園」
入船公園は、JR鶴見線「浅野」駅から徒歩1分の場所にある、緑豊かな公園です。園内には広い芝生広場や野球場、テニスコートなどがあり、ゆっくり過ごすには最適の公園といえます。
以前にも「入船公園」について紹介しています。
今回の記事では、公園内の施設紹介に加え、実際に私が公園内を散策してみて感じたことをシェアする内容をメインにお送りします。
この先の内容を読む際には、私と一緒に入船公園を散策している気分で読み進めていただければ幸いです。
最寄りはJR鶴見線「浅野」駅
入船公園の最寄り駅は、JR鶴見線の「浅野」駅です。
最初に入船公園の紹介をしておらず恐縮なのですが…。私が鉄道好きなもので、この「浅野」駅はコアな鉄道ファンからすれば、知る人ぞ知る「都会の中の秘境駅」とされています。改札口と呼べるようなはっきりしたものはなく、交通系ICをピッとタッチする機械があるだけの無人駅です。
この写真は、「浅野」駅ホームから撮った浜川崎方面に伸びる線路と踏切、改札です。現地に降りればきっとわかっていただけると思うのですが、田舎に来たような気分になります。ローカル感が半端なくて、私もつい勘違いしてしまいました。
辺りは工業地帯で、田舎とはまた違う風景のためすぐに現実に引き戻されるので、思わず笑ってしまいますよ。
また、「浅野」駅からは写真の浜川崎方面へ行く線路と、海芝浦方面に行く線路とが分岐しています。日中の鶴見線は本数が少なく1時間に3本程度しか来ません。鶴見方面に行くためにこのホームで電車を待っていたら、海芝浦方面から電車が来ることもあるでしょう。電車に乗るときは時刻表を見て、電車を待つホームをよく確認しましょう。
だいぶ話が外れてしまったので、本題(入船公園の紹介)に入ります。
まるで「オアシス」と思えるような公園
入船公園には大きな湖や池があるわけでもなく、川のせせらぎ音が聞こえるような公園でもありません。にもかかわらず、「オアシス」と表現していることに違和感を覚えた人もいるかもしれません。
ただ私は、入船公園を散策しながら「入船公園はこの地域のオアシスのような公園だな」と思わずにいられませんでした。
入船公園のある「浅野」駅周辺は、工業地帯となっております。「浅野」駅から入船公園までの距離は本当に短い距離ですが、歩いている最中にもトラックやゴミ収集車など何台もすれ違いました。
また、公園の向いは「産業道路」という交通量が多い道路となっています。なんとなく重い空気感があるなかで、入船公園内の豊かな緑と穏やかな空気感は、まるでオアシスのように私は感じました。
公園内には、レトロでちょっと懐かしい気持ちになる健康器具が複数あります。もし、子どものころであれば、はしゃぎながら駆け回っていたのだろうなと思いながら、健康器具を横目に歩いていました。
このような器具があると、大人でも楽しめると私は思います。つい童心にかえってしまうので、ちょっと身体を動かしたいなと思っているくらいの人にはピッタリではないでしょうか。
そう、もう一点お伝えしておきたいことがあります。
入船公園を散策できる道は整備されていますが、大きな木と多くの葉がついている下を歩いて行くことになります。木の枝には鳩がいて、たまに糞を落としてくることがありますので上にご注意ください。(私の目の前にポツンと落ちてきましたが、ギリギリ回避しています)
入船公園は、目と耳でも楽しめる公園
私が入船公園を散策した日は快晴で、平日の日中だったこともあり園内にいる人も少なかったほうではないでしょうか。中央にある芝生広場も、ちらほらと人がいる程度。
このどこが「目」と「耳」で楽しめる公園なのか?ということですが、私は公園の楽しみ方って人それぞれで、複数ではなく一人でも楽しめる公園ってステキな公園だなと考えています。
写真でもライトが写っていますが、入船公園には野球場があります。私が行ったときには利用者がグラウンド整備していたところだったのですが、球場の外にはおそらく自宅から足を伸ばせるような椅子を持参して、上半身だけ裸になって日光浴されている人がいました。
球場でプレイしている人も楽しいでしょうし、日光浴されている方も気分がよいでしょうし、球場近くに行ってグラウンド整備している利用者たちや日光浴されている方を見て、私はなんだかとても微笑ましい気持ちになっています。
また、この日は管理事務所前で、ブラスバンドの方々が練習していて、トランペットや太鼓、シンバルの音が鳴り響いていました。心穏やかでなければ「うるさい」と思うこともあるかもしれませんが、それも公園のBGMとして一興だなと思えてしまうのも、公園という場所のマジックではないでしょうか。
そして、管理事務所の前にはキレイな花が並んでいました。
「管理事務所の前に並んだ〜いろんな花を見ていた〜🎵」と大ヒットソングの歌詞をもじったような言葉を思わず自然と口ずさんでしまいましたね。
公園って、利用する人みんなが幸せな気分になれる場所だと改めて思った次第です。また、管理事務所の前に時計がありましたが、この時計も「調整中」という札が貼られていて、なんだかそれも愛嬌だと思い楽しい気持ちになれました。
「公共の施設なのに調整中ってどういうこと?」みたいな。私が沖縄の離島に旅行したとき、町役場の時計がまったく合っていない(時間がずれている)ことを思い出しました。なんだか時間が止まっているような気分になったのですが、そのときと一緒の感覚です。
ついつい行きたくなってしまう魅力ある公園
この写真は、公園を出て「浅野」駅に向かう道です。一直線なので、よく写真を見ていただければ踏切があることも確認できます。
殺風景にも見えてしまう景色と対照的に、入船公園内は魅力がたっぷり詰まっている公園です。キレイな花が並んでいることからも想像できますが、きちんと整備がされています。以前の記事で紹介されていることもありこの記事ではあまり紹介していませんが、野球場やテニスコートのほかにも、ドッグランやゲートボール場などさまざまな施設があります。
入船公園ホームページでは、「スタッフブログ」としてブログが現在も更新されています。ホームページがありしっかりと管理されている公園だからこそで、安心して公園を利用できるのもうれしいポイントです。
この記事を読んで入船公園に興味を持った人は、ぜひ行ってみてくださいね!
エリア情報
入船公園
住所:神奈川県横浜市鶴見区弁天町3-1
車でのアクセス:神奈川県道6号線産業道路入船橋交差点の角
電車でのアクセス:JR鶴見線「浅野」駅から徒歩1分
バスでのアクセス
・JR「鶴見」駅東口より、横浜市営バス、15系統本町通循環または、27系統安善町行に乗車、入船橋バス停下車徒歩3分
・JR「鶴見」駅東口より、横浜市営バス、15系統向井町循環に乗車、入船小学校前バス停下車徒歩3分
・JR「川崎」駅東口より、臨港バス、川29系統入船橋循環または、川26系統富士電機循環に乗車、入船橋バス停下車徒歩3分
TEL:045-501-2343(21:00以降、第三月曜日17:00以降、年末年始休業期間は繋がりません。)
※テニスコート・野球場の予約・キャンセル等の連絡は必ず電話にてお願い致します。
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