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「国道」駅から徒歩約3分! 自然と歴史が調和した美しい庭園に囲まれた「慶岸寺」

2025.03.15

今日は天気もいいので散歩がてら、JR京浜東北線「鶴見」駅東口からJR鶴見線「国道」駅方面を探索してみました。住宅地の中を進むと自然と歴史が調和した場所に辿りつきました。そして、かわいい出会いにも遭遇!

今回紹介するのは、JR鶴見線「国道」駅から徒歩約3分の「慶岸寺」を紹介します。

鶴見線「国道」駅から徒歩約3分。歴史ある浄土宗 慶岸寺

慶岸寺(けいがんじ)は、天正9年創建で「昭誉究竟慶岸大和尚(しょうよくきょうけいがんだいおしょう)」によって創建された、歴史ある浄土宗の寺院です。「昭誉究竟慶岸大和尚」は、仏教の教えを広めた高僧であり、お寺の名前にもなっています。慶岸寺は、JR鶴見線「国道」駅から徒歩約3分の住宅地に囲まれた場所にあり、駅からのアクセスも抜群です!

鶴見の歴史に詳しい知人に聞いたところ江戸時代、鶴見区周辺は宿場町や商業地として栄えており、多くの人々が行き交う場所だったそうです。そのため、慶岸寺も旅人や地元の人々の祈願・信仰の場として重要な役割を果たしていたのだとか。

鶴見区も都市化が進む中でも変わらず地域の信仰を集める存在としてあるのは、地元の方から愛され大切にされてきたのだと感じます。

門の先には四季を感じる風景

入口から慶岸寺を見ると、色鮮やかな木々と花が目に映ります。家々が密集する住宅地の中にあるため、「敷地はそんなに広くないのかな?」と思っていましたが結構奥行きがありそうです。

また、入口の手前には安産・子育てのご利益があるとされる「子育地蔵尊」があります。遠方から多くの参拝客もこられるそうです。

鶴見七福神巡りの場「七福神集いの小怪」

また、慶岸寺は2024年から「鶴見七福神巡り」の参拝場所に加わっています。鶴見七福神巡りは、一箇所一箇所距離もあるため人によっては「全部まわれなかったー」「七福神全員のお顔を見られなかった」という場合も。

しかし、ご安心ください。慶岸寺では、全ての七福神のご尊顔を拝むことができるのです!

七福神勢揃い

アングルを変えて見ると神秘的な雰囲気を感じます。七福神のお顔を一度に見れるのはとても貴重な体験!迫力もあります。敷き詰められている白い砂利により、この空間だけ荘厳な雰囲気を演出しています。

私は今回、商売繁盛・家庭円満のご利益がある「布袋様」に挨拶させていただきました。「布袋様」は弥勒菩薩の化身ともされています。 笑顔を絶やさないふくよかな体型と大きな袋を持つ姿は安心感を感じ、「笑う門には福来る」を体現していますよね。

生活の中で、笑顔を心がけ感謝の気持ちを持つこと、「考える」ことを大切にすることで布袋様のご利益を得られると言われているそうです!

白い砂利の上に敷かれた石道で進むと、石でできた椅子とテーブルがありました。テーブルの上には、かわいいリスの置物が。緑に囲まれた庭園なので森に迷い込んだかのような錯覚を感じ、とても落ち着く空間となっています。

美しい庭園のいたるところに小動物の置物を発見!

リスだけと思いきやウサギちゃんも発見!いたるところに、かわいい動物の置物が置かれています。七福神巡りもいいですが、どんな動物が隠れているか探すのも楽しいですね!

他にもタヌキやカメも見つけました。

色鮮やかな木々が華やかさを演出

庭園には、色鮮やかな木々が参拝者を迎えてくれます。風にのって、花のいい香りが漂ってきました。気候もだんだんと暖かくなってきたので、「もうすぐ春なんだなぁ」と体感しました。

かわいい出会い!寺猫発見!

参拝を済ませ、そろそろ帰ろうかと思った時。「にゃー」という声が。振り向くと猫ちゃんがいました!人懐っこい三毛猫ちゃんが小走りに駆け寄ってきてくれました。奥には、人見知りなトラ柄の猫ちゃんも。2匹仲良く身を寄せ合う姿は、癒やされますね。

2匹用と思われる小さな小屋が置かれており、慶岸寺の「寺猫」なんですね!お寺で猫にあうとスピリチュアル的に「邪気を払う」という意味があるそうです。なんだか、良いことが起きる予感がします。

長い歴史がある「慶岸寺」で、ステキな出会いと美しい庭園に心癒された散歩日和でした。

エリア情報

慶岸寺

住所:神奈川県横浜市鶴見区生麦5‐13‐61
アクセス:JR鶴見線「国道」駅から徒歩約3分