都会の騒音を抜けた徒歩0分の絶景!海芝浦駅「海芝公園」
約1年ぶりに鶴見の無人駅「海芝浦」駅を訪れました。
「無人駅って地方にあるもんじゃないの?」
私も最初はそう思っていましたが、実は鶴見にも無人駅があると知った時は驚きました。しかも、ホームから降りられない無人駅が。
忙しい日々の中で、時々ここの絶景を見に訪れたくなってしまいます。
今回は、私が一人でリフレッシュしたい時に訪れる「鶴見」駅からJR鶴見線にのって約12分、「海芝浦」駅をご紹介します!
いつきても五感で感じられる非日常
「海芝浦」駅は、「鶴見」駅からJR鶴見線で約12分で着けます。
ホームに降り立つと目の前は、1年前と変わらない一面海の壮大な景観。その先に海に浮かぶように、工業地帯と鶴見つばさ橋、大黒埠頭、横浜ベイブリッジが一望。
前回きたときは、夏が終わる頃でした。今回は真冬のためか、空気が澄んでいて景色が以前よりはっきりして見えます。
今回は、海の上をぷかぷかと、鴨が寒さを凌ぐよう身を寄り添って浮かんでいる姿も見れました。
絶景のほか、風にのって海の匂いやカモメの鳴き声、大きな空から降り注ぐ暖かい日差し。数十分前の騒音がうそのように、全身で非日常を感じられます。
ホームから降りられない無人駅
ホームに降りれますが、改札を出ると東芝事業所のため、関係者以外は駅から降りれません。また、改札付近は東芝の敷地内のため、撮影禁止なので要注意!
ホームに降りて右に進むと、各精算方法が掲示されていました。
JR鶴見線はワンマン運行。「海芝浦」駅行きの電車の本数は少ないので、必ず行きと帰りの時間を調べておきましょう!
鶴見で唯一間近で海を感じられる駅
「近くに鶴見つばさ橋、遠くに横浜ベイブリッジを望むことのできる景観抜群な海に一番近い駅」という理由で、2000年に「関東の駅百選」に選ばれています。
実際に足を運び自分の目で見ると、選ばれるのも納得。鶴見区と横浜市のシンボルと言って過言ではない2つの橋を、一度に見られるのは「海芝浦」駅以外ないので、何度もきてしまいます。
また、海に一番近い駅だけあって「ザザンッ」と浜辺にいるかのような波の音が聞こえます。手すりから海側に顔を覗かせると、波しぶきが飛んできます!この真冬の時期は、身に沁みますね。
閉鎖された空間にある公園「海芝公園」
ホームからは出られないので、ホームの階段を降りた先に無料開放している「海芝公園」で過ごします。
ベンチも多く設置されているので、海を眺めながらゆっくりと過ごせますね。
太陽を遮るものがないので日中は、日差しが降り注ぎ真冬でも暖かく感じました。
海芝公園を利用する際の注意点
海芝公園を利用する際の注意事項が、看板に記載されています。このきれいな環境を維持するためにも、ルールは守りましょう。
また、服装にも注意。海風も強く、日差しを遮る建物がないので季節に合わせた対策を!
ちなみに、気になるお手洗いですが、この看板横の道にお手洗いがあります。きちんと整備されているのでご安心ください。
自分だけの時間を堪能できる空間
海芝公園の1番奥に進み、突き当たりを左に入ると茂みに囲まれた個室のような空間が。私のお気に入りの場所です。土日は訪れる人も多くこのベンチが埋まっていることも多いですが、今回は平日にきたのでゲットできました。
帰りの電車まで1時間半あるので、ここで音楽を聴いたり本を読んだり過ごそうと思います。
「足元になにか止まった?」と思ったらかわいらしい子たちが登場。
すずめたちの憩いの場でもあるようです。
夕暮れは幻想的な姿に
読書に夢中になっていると陽の光がいつの間にか隠れ、足元が暗くなってました。「冷え込んできたなー」と顔をあげると、来たときとはまた違う幻想的な風景が。海、空、雲のコントラストがいつ見てもすばらしい。
毎回この風景を見ると気持ちがスッキリ洗われる感じがします。季節によって日照時間が異なるので、さまざまな「海芝浦」駅の顔が見れますよ!
記念に切符はいかがですか?
そろそろ電車の時間なので、ホームに戻ろうとした途中にこんなものが。私はPASMOを使用したので、ボタンをポチッと押して記念に切手を持ち帰りました。
気分をリセットしたとき過ごすのにおすすめ
帰りの電車が来たので帰りたいと思います。本当は夜の工業地帯や鶴見つばさ橋のライトアップも拝みたかったのですが、流石に体が冷えてしまったので今日は退散します。
都会の騒音から離れ景色を眺めながら自分の時間を過ごすことで、気分もリセットできました。ちょっと疲れたり、一人になってリフレッシュしたい時にぜひ足を運んでみませんか?
エリア情報
海芝浦駅
住所:神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目
アクセス:JR鶴見線「海芝浦」駅直結
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