横浜鶴見からはじまるコミュニティ冷蔵庫「フリーゴ」でフードシェアリングを楽しもう

環境に優しく誰もが参加できるフードシェアリング冷蔵庫が横浜鶴見にあるのをご存知ですか?
(フードシェアリングとはフードロス削減の取り組みのひとつ)
京急鶴見駅から徒歩4分の場所にあるラ カンパーナKISOYAの前にガラス貼りの冷蔵庫が置かれています。
今回ご紹介するのは24時間使用可能な冷蔵庫「木曽屋コミニティ冷蔵庫®️フリーゴ(通称 フリーゴくん」です。
「フリーゴ」を使用すれば必要な人が冷蔵庫内の食品を持ち帰り、食品が手元に残ってしまった人は食品を置き地域みんなでフードシェアができます。
「フリーゴ」の運営は“株式会社木曽屋 中西美里さん”がおこなっています。
24時間使えるシェア冷蔵庫の気になる中身は?

たくさんのものが置かれる「フリーゴ」。
パンが置かれていたり、おにぎりが置かれていたりなど日によりさまざまだそうです。

時には、食品以外のものが入っている時もあるのだとか。
お楽しみ箱のような「フリーゴ」は地域の人、誰もが利用できる冷蔵庫です。

使い方は簡単!
「フリーゴ」前にあるノートに持っていくものや、置いていくものを記載して自由に使えます。
ノートには賞味期限や使い方、おいしい食べ方など利用する人たちの言葉がそのまま書かれています。
冷蔵庫に張られているかわいらしいピンクのイラストも目印になります。
「フリーゴ」内に入ってるものは公式ツイッター(@CommunityfFrigo)から確認もできますよ。
自分が必要なかったり、飽きてしまった食品も誰かにとってはうれしい贈り物になることもありますよね。

フードロスへの取り組みにもつながる「フリーゴ」の隣には、鶴見区でNPOままっぷが支部を務めるウェルカムベビープロジェクトのおむつ販売付き自動販売機も配置されています。売上の一部はウェルカムベビープロジェクトの一部になるとのこと。
自動販売機内にはドリンクと一緒に赤ちゃんのオムツも購入できるようになっています。
2022年の鶴見区内では「フリーゴ」横以外は“鶴見区役所1階”に配置されています。
“株式会社木曽屋 中西美里さん”が「フリーゴ」をはじめたきっかけ

「フリーゴ」をはじめるきっかけはイギリスでのテレビ番組でフードシェアの様子をみたことからなんだとか。
現在はドイツやイギリス、ニューヨークなどでコミュニティ冷蔵庫が設置されています。
※東京新聞「みんなの冷蔵庫」
地域の人たちが食品をシェアする姿に温かさを感じて鶴見の街ではじめてみたいと思ったそうです。
誰もが自由に参加でき、面白い取り組みだと感じたこともスタートするきっかけになったのだとか。
「食べたい」に困らない優しい街づくり

2020年からはじまった「フリーゴ」の取り組みは各家庭からのお裾分けだと言います。
食べきれないものや多くもらったものを大人から子どもまで必要な人やほしい人が誰でも持ち帰れる、設置してからたくさんの人が利用している「フリーゴ」。
フードロスをなくし、人と人がつながる取り組みがステキですよね。
今後も地域の取り組みの一つとして鶴見の街を支える「フリーゴ」を利用してみてはいかがでしょうか。
エリア情報
コミュニティ冷蔵庫 フリーゴ
住所:神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4丁目7−15 KISOYA ラ カンパーナ
アクセス:京浜急行 「京急鶴見」駅から徒歩4分
営業時間:24時間

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