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子どもたちの憩いの場!横浜市鶴見区にある古き良き駄菓子屋 「森の駄菓子屋 らいおん商店」

2024.12.20

昔ながらの駄菓子屋さん「森の駄菓子屋 らいおん商店」。

今ではあまり見かけなくなってしまった駄菓子屋さんですが、今も昔も子どもにとっては最高にワクワクする場所です。

「森の駄菓子屋 らいおん商店」の由来は地名から

閑静な住宅街の中にある駄菓子屋さん。大型商業施設のトレッサ横浜から徒歩10分程度なので、トレッサ横浜から歩いて立ち寄ることができます。住所は「神奈川県横浜市鶴見区獅子ヶ谷」。
店名の「らいおん商店」は、この獅子ヶ谷という地名から名付けたそうです。

2021年7月に創業して以来、子どもたちの憩いの場となっています。

店内いっぱいに広がる駄菓子の幸せ空間

店内には、昔懐かしい駄菓子がキレイに並べられていて、大人でも見ているだけで楽しくなってきます。

私が特に懐かしいと感じたのは、「ココアシガレット」です。子どもの頃に、口にくわえて、タバコを吸う大人のマネをした方も多いのではないでしょうか。

ちなみに、調べてみるとこのココアシガレットは昭和26年(1951年)に発売スタートしたそうです。今の子どもの親世代どころか、おじいちゃんおばあちゃん世代が子どもの頃からあったとは驚きですね。

駄菓子のほかにも、飲み物ももちろん売っています。定番の瓶に入った「コーラ」や「ラムネ」もあります。

なんでかわからないですが、ペットボトルよりも瓶に入った炭酸飲料の方がおいしく感じますよね。

そして童心にかえらせてくれる懐かしのアイテムは駄菓子や飲み物だけではありません。昔懐かしい、くじで引くおもちゃまであります。

これぞまさに、古き良き駄菓子屋です。

小銭を握りしめ、駄菓子を厳選

「200円までなら買っていいよ」と娘に伝え、駄菓子選びスタート。
スーパーやコンビニでは、目にすることのない駄菓子もたくさんあり、かなり迷っている様子です。200円以内に抑えるのに試行錯誤していました。

娘にとっては、自分で金額を計算して買い物することはあまりない経験で、金銭感覚と算数の勉強にもなりますね。

他の子どもたちからも「あと30円いける!」といった声が聞こえてきました。
小銭を握りしめて、計算しながら買い物する光景は、今も昔も一緒ですね。

10分かけて選んだ厳選駄菓子

娘が選んだ駄菓子はこちら!
(ふがしは懐かしくなって、ついつい私が買ってしまいました)

私が子どもの頃に大好きだったサイダー餅を娘が選んでいるのが、昔の思い出を共有できたような感覚でなんだかうれしかったです。

ちなみに、2つのパイン飴は、店主さんがおまけでくれました。
朗らかでとても優しい店主さんなので、らいおん商店にいる子どもたちはいつも笑顔です。

買った駄菓子はすぐに食べられる

ベンチが置いてあるので、買った駄菓子はすぐに食べることができます。娘は、買ったばかりの駄菓子を「おいしい」と言って笑顔で完食。

親子や、友達同士で話しながら外で食べるのも駄菓子屋の醍醐味ですよね。

(今回は“はずれ”でしたが)ヤッターメンが“あたり”付き駄菓子だということに驚いていました。でも確かにスーパーやコンビニには“あたり”付き駄菓子は売っていませんし、今となってはめずらしいのかもしれません。

懐かしいアイテムは店先にもありました。100円ガチャガチャです。100円でできるガチャガチャも見かけなくなりましたね。

“懐かしい”を探しに

「らいおん商店」さんに行くと、懐かしい気持ちになります。子どもと一緒に行くと、自分が小さかった頃の思い出が共有できるようでうれしくなります。

駄菓子屋さんではそれぞれの楽しみ方があります。「決められた予算で厳選駄菓子を選びぬくのもよし」「子どもの頃にできなかった駄菓子の大人買いをするのもよし」
皆さんも“懐かしい”を探しに「らいおん商店」さんを訪れてはいかがでしょうか。

私は、次回こそは“あたり”を引き当てて、“あたり”を引き当てたときの喜びを娘と共有したいですね。

エリア情報

森の駄菓子屋 らいおん商店

住所:神奈川県横浜市鶴見区獅子ケ谷3丁目20-27
交通:JR京浜東北線、JR鶴見線「鶴見」駅から、川崎鶴見臨港バス「鶴見駅西口」~「獅子ヶ谷」下車 徒歩約10分
営業時間:13:00~17:00頃
定休日:月曜日~金曜日
駐車場:なし
駐輪場:あり