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100年以上の歴史!老舗のお菓子屋さん「東寺尾清月」

2021.09.19

饅頭が食べたいけれどケーキもすてがたい。和菓子屋さんに行くべきか、洋菓子屋さんに行くべきか…。そんな悩みを解決してくれるお菓子屋さんが鶴見区の東寺尾にあります。

鶴見の名所めがね橋を渡って30秒ほど歩くと、ベージュ色の建物がみえてきます。厨房でお菓子作りをしているパティシエの姿がわかりますか?鶴見の老舗の和洋菓子処「東寺尾清月」です。

和菓子と洋菓子、どちらもを扱っているので「あんこも生クリームも食べたい!」という甘いもの好きのわがままに100%こたえてくれます。

今回はこちらのお店をご紹介いたします。

クオリティの高い洋菓子と和菓子

まずは洋菓子コーナーから見てみましょう。

こちらは洋菓子の専門店として成り立つくらいクオリティが高く種類も豊富。定番のケーキ、焼き菓子、ジャムなどの他、季節によっては天然酵母の食パンや生チョコレートが登場します。

ケーキは常時10種類以上が並んでいます。ショートケーキ、モンブラン、焼きチーズケーキ、サバランなど。上品でクラシカルな見た目のケーキがショーケースに並んでいます。いろいろあって悩みますが、どれを食べてもおいしいので大丈夫!

ちなみに私のお気に入りはフランス産の栗を使用しているモンブラン。柔らかいマロンクリームを口に入れると、芳醇な栗のかおりが口いっぱいに広がります。土台の生地もザックリしていておいしい。秋になると季節限定の和栗のモンブランも並びます。ぜひ食べ比べてみてくださいね。

「東寺尾清月」さんのケーキはどれも素材の味がしっかり際立っているので、大きさ以上の満足感が得られます。といいつつ私はいつも2個は食べてしまうのですけどね(笑)。

老舗の和菓子屋さんならではのあんこ

さて、「東寺尾清月」さんは、鶴見でなんと100年以上の歴史があります。鶴見の旧東海道沿いに創業して、東寺尾に移転してからすでに70年以上。いかに地元の人たちに愛されてきたかわかります。

和菓子のショーケースは上段の美しい上生菓子に目を奪われますが、普段のおやつにはお饅頭がおすすめです。

私のお気に入りは「おりべ」。白地に緑の点がかわいらしいお饅頭です。皮に長芋を練り込んであるからでしょうか?しっとりした皮とあんこの絶妙なハーモニー!何個でも食べられます。

「和菓子のおいしさはあんこで決まる」と聞いたことがありますが、「東寺尾清月」さんの和菓子を食べると、なるほどそのとおりと納得。

甘さがしっかりしているのに後味はすっきり。小豆の上品な風味だけが口に残って「おいしいあんこを食べた…」という余韻にひたれます。

お土産に喜ばれる銘菓「ひびき橋」

私は実家に帰るとき、こちらの「ひびき橋」をよく手土産に持っていくのですが、これがとっても評判がいいのです。

「渋皮栗とチョコレートで贅沢に焼き上げたケーキ」といえば甘いもの好きならアンテナがピンと立ちませんか?おいしくないはずありません。

実家は大勢人が集まるので、いつも一切れしか食べられないのが残念。いつか丸ごと一人で食べるのが私の夢です!

かながわの橋100選に認定のめがね橋

私が「東寺尾清月」さんを訪れるときに必ず通るめがね橋。実は80年以上の歴史があり、かながわの橋100選にも認定されています。ちなみにめがね橋は通称で、正式には響橋(ひびきばし)。

「東寺尾清月」さんとめがね橋、どちらも70年以上東寺尾の地域を支え、愛されてきました。お菓子を手に橋を渡ると、鶴見の歴史が感じられ、ちょっとした観光気分も味わえるのでおすすめです。


エリア情報

東寺尾清月

住所:神奈川県横浜市鶴見区東寺尾6-33-17
交通:JR京浜東北線、鶴見線、鶴見駅西口バスターミナル5番乗場より乗車、「東寺尾」下車すぐ
電話:045-581-9488
営業時間:9:30~18:00 定休日:火曜日、月に一度月曜日と連休あり。
※行事により臨時休業となる日があるのでFacebookもしくはGoogleページの店舗情報を確認してください。