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鶴見駅からすぐ!おすすめの安らぎスポット「総持寺」

2021.05.07

「京都に行きたい…」
昨今の自粛モードに疲れ切った主人がよくこう口にします。
「今はやめておいたほうがいいんじゃない?」と、決まりきった答えを言う私。
古い寺院の趣ある荘厳な雰囲気が好きな主人は、たくさんの仏閣・寺院がある京都が大好きなんです。

そんな時、鶴見区内にもお寺があることをふと思い出しました。

そのお寺の名前は「総持寺」。
鶴見駅の西口へ出ると「総持寺はこちら」と案内の矢印が出ているのです。
駅に案内が出るくらいだからさぞかし大きなお寺だろう、と考えた私たちは、総持寺へ行ってみることにしました。

街中に突然現れる巨大なものとは?

鶴見駅の西口を出て歩くこと5分、突然目の前に現れた巨大なもの…それは広く長い総持寺の参道でした!!
参道の入り口まではJR線高架横の細い道を歩いていきます。
駅前の雑然とした雰囲気が一変、急に神聖な空気に変わります。

立派な石畳が奥まで続き、その先は青々とした木々が茂るだけでお寺の境内は全く見えません。参道がかなり長いことが分かります。
一体どこまで続くのか…吸い込まれるように参道に足を踏み入れてみました。

石畳に沿って歩いていくと、総持寺の境内図が掲げられていました。その境内図自体も大きいのですが、境内図の描かれているお寺はさらに広大です。

奥に本堂があるようなので、まずはそこを目指してみることにしました。

ここは鶴見区?それとも京都?

境内は綺麗に手入れされていて、色とりどりの草花が並んでいます。
お寺ならではの荘厳で静かな空気の中を歩いていると、心が洗われるようでとても気持ち良かったです。
今自分が鶴見にいるなんてことは忘れて、まるで京都にでも来たみたいな気分になってきました!

お寺というと年配の人が訪れるというイメージですが、親子連れが虫探しをしていたり、若いカップルが写真を撮りながら散策をしていたり、老若男女たくさんの人が思い思いに散策を楽しんでいました。

総持寺の敷地内は、街中にあるとは思えないほど緑豊か。
その中に趣のある建築物が立ち並び、これが京都ならば一大観光スポットになるに違いありません!

広大な境内を歩くだけでも清々しく穏やかな気持ちになれます。

敷地内には広い芝生もあったので、晴れた日はそこで休憩して総持寺のゆったりと流れる空気を楽しむのも良さそうですよ。(現在は感染症対策のため芝生は立ち入り禁止でした)

石原裕次郎のお墓がある由緒正しいお寺

この総持寺は曹洞宗の仏教寺院。
実は福井県にある永平寺と並ぶ禅宗の1つ、日本曹洞宗の大本山なんです!
今年で開創700年と歴史もあるお寺。

現在は新型コロナウィルスの影響にできませんが、普段は座禅の体験もできるそうです。

鶴見区に住んでいるのに知らなかったのが恥ずかしくなるくらい由緒と伝統のあるお寺でした…。

なんとあの石原裕次郎さんのお墓もこの総持寺にあるんですよ。
そんな有名なお寺なのでいつも訪れる人が絶えず、新年の初詣はかなり込み合うとのことです。
また、節分には石原軍団が来ることでも有名なんだとか。

駅から徒歩5分で味わえる、豊かな緑と厳かなお寺の雰囲気は一度は訪れる価値ありです。

鶴見駅は駅ビルや飲食店も多くあるので、ショッピングやランチのついでに気軽に訪れることができるのもうれしいですよね。
ぜひお散歩がてら訪れてみてください。
日常の忙しさから解放され、ゆったり心休まる時を感じられると思います。

エリア情報

総持寺

住所:神奈川県横浜市鶴見区鶴見2‐1‐1
アクセス:
 JR京浜東北線 鶴見駅西口より徒歩約7分
 京浜急行線 京急鶴見駅より 徒歩約10分
 京浜急行線 花月総持寺駅より 徒歩約10分
電話:045‐581‐6021