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国産材を使って家を建てるメリットとは?
こんにちは、フェニーチェホームです。
コロナ禍によって輸入木材などの価格が上昇したこともあり、国産の木材に注目が集まりました。
木の家は、環境にも住む人にも優しいので、自分が家を建てるときは、木造住宅にしたい方と検討されている方もいらっしゃいますよね。
そこで今回は、国産材を使うメリットについてご紹介します。
国産材の4つのメリットとは?
1.日本の風土に適している
四季のある日本で育った木は、年輪は狭いものの、木目がまっすぐで美しく、肌さわりもなめらかです。国内で育った木なので、日本特有の高温多湿の環境にも適応します。
一方、温暖な気候の中、広大な土地で育った輸入木材は、大きく育つため年輪も大きいのですが、日本の気候に合わないことも多く、乾燥によって変形してしまったり、湿気により腐敗してしまったりすることがあります。
2.耐久性がある
手入れが行き届いた国内の森林で育った木は、耐久性が高いのもメリットの1つです。
例えば、秋田スギなど日本に多いスギは、加工しやすいこともあり、家具としてよく使われる樹木ですが、断熱効果も高いので床材など内装に使うことも多いです。また、香りの良いヒノキは、リラックス効果も高く、耐水性にも優れているため、お風呂場に使われることも多い木材です。
3.健康被害のリスクが少ない
国産材の中には、防虫剤や防腐剤などの薬剤が使われていないため、化学物質による健康被害のリスクは少ないです。
しかし、輸入木材は日本に運ばれるまで時間がかかることもあり、外来種の侵入を防ぐ目的により防虫剤や防腐剤が使われます。
化学物質は、人によってはアレルギーやシックハウス症候群などを発症する原因にもなりますので、健康被害のリスクが少ない木材を選ぶことが大切です。
4.地球温暖化・災害の防止
健全な森林は、二酸化炭素を吸収し、酸素と炭素をつくってくれるので、温暖化の防止につながります。また、健全な森林の土壌は、雨水を貯え、ゆっくりと川へ流してくれるため、洪水を防いでくれる役割があるほか、樹木の根が土壌をつなぎとめることで、大雨時に発生しやすい土砂くずれなどの災害も防止してくれます。
健全な森林を維持するためには、積極的に国産の木材を使い「伐って、使って、植えて、育てる」というサイクルを回すことが重要です
国産材の3つのデメリットはナイスが解決!
1.流通量が少ない
輸入木材に比べると、まだまだ流通量が少ないため、家を建てる際に必要な寸法の木材を確保するのが難しいことがあります。
2.加工などに手間がかかる
木材の含水率が不安定な国産材は、乾燥させるのに時間がかかることがあります。また、適切に管理できないと、曲がりや割れを起こしてしまい、加工するためには、高度な技術が必要になります。そのため、加工以外にも、木材の品質と性能を保つための時間と労力も必要になります。
3.価格が高い
流通量が少ないと希少価値があがります。加えて、加工などに手間がかかるとなると加工代などのコストも増えるため、輸入木材に比べると価格は高くなります。
しかし、建築資材の流通業がルーツのナイスグループなら、品質の良い国産材を豊富に仕入れることが可能です。さらに、設計から木材加工、物流、施工までナイスグループによる一貫体制が整っているので、納得のいく価格で国産材を使った家を建てることができます。
それから現在、猪苗代など全国8カ所、総面積2,021.3ヘクタール(国立競技場290個分に相当)の「ナイスの森」を保全・育成しています。今後は、各地で育ったその樹木を使い、より風土に根ざした住まいづくりをご提案していきたいと思っています。
気になった方はお気軽にご相談ください。
ナイスグループのルーツに関する記事は、こちら▼
https://www.fenicehome.com/staffblog/archives/2290
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