マンションづくりの歴史
震災の歴史
建築基準法の変遷
1950
〈昭和25年〉
1950年、ナイスグループは市売木材株式会社として設立しました。横浜市鶴見区に木材市場を開設し、関東で初となる建築用木材を競りによって取引する「市売り」を導入。公正で透明性の高い価格による大量流通を可能にしたこの木材流通形式は、戦後の復興や高度経済成長による旺盛な住宅ニーズを背景に、木材製品の需要と供給を結ぶ役割を担いました。
1959
〈昭和34年〉
1962
〈昭和37年〉
1971
〈昭和46年〉
1974
〈昭和49年〉
1976
〈昭和51年〉
1978年(昭和53年)の宮城県沖地震後、耐震設計法が抜本的に見直され耐震設計基準が大幅に改正され、現在の新耐震設計基準(震度6強〜7程度でも家屋が倒壊しない)が誕生した。 この新耐震設計基準による建物は、阪神大震災(震度)においても被害は少なかったとされている。 これを境に「1981年(昭和56年)以降の新耐震基準による建物」といった表現がされるようになる。
1985
〈昭和60年〉
1988
〈昭和63年〉
1992
〈平成4年〉
1995
〈平成7年〉
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、死者6,434名、行方不明者3名、負傷者43,792名、全壊した住宅は約10万5,000棟、約14万4,000棟が半壊するなどの甚大な被害が生じました。この時、死因の8割以上が家屋の倒壊や家具の転倒などによる圧死・窒息死とされており、まさに住まいが凶器となってしまった瞬間でした。これを受けて、ナイスグループでは、二度と同じ悲劇を繰り返してはならない、住まいは命を守るものでなければならないと、災害対策に強化した住宅供給にシフトしました。
1997
〈平成9年〉
木造住宅の耐震性に関わる建築基準法が改正。この新耐震基準を「2000年基準」と呼ぶ。1995年の阪神淡路大震災により木造住宅の多くが倒壊したことを受け、より耐震基準が厳格化。
○地盤調査による規定の充実化 ○地盤調査に基づいた地耐力に応じた基礎構造の選択 ○耐震壁をバランスよく配置 ○柱と土台、柱と筋交いなどの結合部において筋交金物や接合金物などを使用する規定
また、住宅の品質を向上させることで欠陥住宅をなくし、消費者が品質の良い住宅を取得できるようにつくられた品確法も施行された。
2001
〈平成13年〉
2003
〈平成15年〉
地震に強い家づくりをテーマに、全国で開催されたイベント「住まいの耐震博覧会」。実物大の構造躯体や動く模型を使用した耐震性の説明、国内有力メーカーの住宅設備機器などを展示し、延べ200万人以上の方にご来場いただきました。
2005
〈平成17年〉
2006
〈平成18年〉
2007
〈平成19年〉
2008
〈平成20年〉
2010
〈平成22年〉
2011
〈平成23年〉
ナイスグループでは、いち早く応急仮設住宅の建設と資材供給に対応し、1088戸の応急仮設住宅に携わりました。さらに高品質・高性能でありながら、購入しやすい価格を実現した「パワーホーム」をベースに、東北地方の皆様が安心して、快適にお住まいいただける復興応援型住宅「フェニーチェホーム」を開発しました。
2012
〈平成24年〉
魅力あふれる横浜・川崎の都市を日常のステージにする、全4街区・12棟から成る総戸数1,424戸のマンション「ヨコハマオールパークス」。個性豊かな11の「PARK」が暮らしに溶け込む約61,461m²の広大な敷地に、約4,000m²の公開空地「グランドパーク」には、かまど兼用ベンチやマンホール対応型トイレ、テントとして利用可能なパーゴラ、防災備蓄倉庫などが設置され、万一の際には周辺地域を含めた防災拠点としての役割を果たします。
2013
〈平成25年〉
2015
〈平成27年〉
2017
〈平成29年〉
ナイスグループはアメリカ・オレゴン州で開催された、アメリカ屈指の高級住宅イベント「ストリート・オブ・ドリームス2017」に、世界的建築家である隈研吾氏がデザインを手掛けた住宅を出展。この住宅は、イベント期間中に行われたコンペにおいて最も権威ある賞とされる「ベストオブ・ショウ」をはじめ、合計4つの賞を受賞しました。
2020
〈令和2年〉
2021
〈令和3年〉
2022
〈令和4年〉
ノブレスあすと長町
ノブレス駅東公園
木の持つ魅力と可能性を広く発信し、木を身近に感じて欲しいという思いから、国産木材による内外装木質化ブランド「WoWooD®️」を立ち上げました。木材流通をルーツとするナイスならではのノウハウを活かし、マンション共用部・専有部で多様な樹種を使用した木質化を推進しています。美しい木目を活かしたデザインで空間を演出するだけでなく、木の温かみとしなやかな機能性を兼ね備えた住まいづくりを目指しています。
ノブレスあすと長町
ノブレス駅東公園
全ては、人に寄り添う住まいを実現するために。
私たちはいつの時代も、暮らしの安全・安心を柱とした「挑戦」と共にあります。
命を守る住まいづくり、そして住まいの新たな価値創造に挑み続ける。
さらなる可能性を追い求め、時代に先駆けたアクションを、これからも。