建築家と何度も話し合いを重ねデザイナーズ物件建てられてから10年が経過したY様邸。
リビングの北側窓は一面ガラス貼りの解放感があるのが特徴です。
今までは、道路を挟んだ向かいが雑木林で外からの視線を気にすることなく生活をされていましたが、その土地が宅地へ変わることになり、高低差があるため上からご自宅を見下ろされてしまうので、外からの視線を遮りたいとのご相談がありました。
北側は日中もロールスクリーンを下げ、東側と西側の窓はご自身で布を掛け視線を遮り、
南側は隣地の住宅と距離が近く、かつ日差しが強いため、その面も布を掛けて対策をされていました。
そこで、せっかくの大きな窓を活かして明るい光や解放感を得るためにガラスフィルムの窓まわりリフォームを行ないました。
北、東、西側の外からの視線が気になる窓にはミラーのガラスフィルムを施工。
ミラーガラスフィルムは、金属の薄い層を持つフィルムで、その金属層が光を反射してミラー効果を発揮します。
日中外からは室内が見えづらくなり、視線を気にすることなく生活することができます。室内からは透過するので外を眺めることができます。
南側は、窓から入る日射を39%カットする高い遮熱性があり、かつ目隠し機能を持つ乳白色のフィルムを施工。
ミラーフィルムも乳白色フィルムもいづれもUVカットと飛散防止機能があるので、地震や台風で万が一窓ガラスが割れても破片の落下を防ぎ安全です。
元々、北側の窓にはロールスクリーンを設置されており、ミラーガラスフィルムは夜室内が照明で明るいと外から見えてしまうので、
既存のロールスクリーンを下して生活していただくことをお話ししました。
東・西側の窓にはロールスクリーンを設置していなかったので、フィルム施工と併せてロールスクリーンの新規設置をしました。
今回の工事は、ガラスフィルムは朝から夕方の1日、ロールスクリーンは1時間程度で完工しました。