以前は家族4人でお住まいでしたが、ご主人様は定年を迎え新たにご自宅で仕事をするため、
また独立された娘様は出産を控えており今後お孫さんと一緒に泊まりに来ることを想定しリフォームを行いました。
具体的には、リビングを拡張し広々としたリビングへ改修、但しお孫さんが泊まるときに間仕切りができるようにしたい、
そしてキッチンはオープンキッチンへ、主寝室は収納を拡張したいというご要望がありました。
3LDKの間取りで主寝室+子供部屋2部屋として洋室3部屋を使用していましたが、リビング横の子供部屋をリビングとして拡張するために
間仕切り壁を撤去しました。
生活パターンとしては、リビングと洋室を仕切らず使うことがほとんどですが、お孫さんが泊まりにきたときのみ部屋を仕切りたいとのことでしたので、
戸袋の控え壁がなく大開口がとれるパナソニック建具の『間仕切り開閉壁』を採用しました。
折れ戸と間仕切り開閉壁で悩まれていましたが、間仕切り開閉壁のほうが開口を大きくとれることが決め手となりました。
リビング隣りの洋室の壁にはTVボードとPCデスク、収納の機能を持ち合わせたパナソニックのキュビオスを取付けました。
向かって左がライティングビューロ(デスクの天板が手前に倒れてくるデスクと収納が兼用になったもの)になっていて、
PC作業がここで行えます。
床から天井まで、壁から壁までW3550×H2420×D450㎜サイズのため収納量は格段にUPしました。
リビングの壁面は元々お使いだった腰高収納はそのままで、収納の上から梁までエコカラット『グラナスライン』を施工しました。
お客様はショールームに懐中電灯をお持ちになり一番陰影がつく『グラナスライン』に決めました。
キッチンは元々独立キッチンで、キッチンに立った時リビングに背を向ける配置でした。
対面キッチンになるよう移設し、リビングとの壁を撤去したことで解放感のあるオープンキッチンになりました。
天板延長タイプとして、朝食や昼食はキッチンカウンターで食事を取ることもできます。
キッチンの壁はデザインを統一するために3面モザイク柄のキッチンパネルを施工し、清掃性も良好。
照明計画にもこだわり、リビングには間接照明を仕込み、敢えて梁を照らすようにしました。
リビングと旧洋室はダウンライト、エコカラット面の絵画を照らす用としてスポットライト、
そしてキッチンの手元灯にペンダントライト2灯などを取付けました。
リビングと隣りの洋室は、4つの照明シーンを設定しコントローラーで操作が可能です。
例えば、1つ目のシーンは全てを100%の明るさに設定、2つ目のシーンは、ダイニング上を30%、スポットライトを50%、ソファー上を50%の明るさにし
夜のシーンとして設定するなど4パターン設定することができます。
シーンの切り替えができることで、照明にてステキな空間に演出できます。
主寝室は既存のクローゼットを大きくしコの字に枕棚とハンガーパイプを渡してウォークインクローゼットへ改修したことで
収納量アップになりました。
浴室は1418サイズ、おきラク手すりが標準のリフォムスへ交換。
おきラク手すりは、名前の通り手摺りにもなり収納ラックの用途も兼ね備えています。
横型ミラーで浴室が広く感じることができラグジュアリーな雰囲気もでました。
トイレはタンクレス、手洗いカウンター付きのタイプへ交換しました。
パナソニック アラウーノL150 タイプ2は、泡で便器を自動洗浄してくれる機能の他、アラウーノアプリではスマホと連動し自分好みの洗浄設定登録や電気・水道の使用量を見える化できます。
また、いざ停電になったとき、乾電池を使ってボタンで洗浄もできるのも安心です
(手動でハンドル排水も可能)。
リフォームのタイミングで家具も一新され、革張りソファーは、ソファーベッドのためお孫さんが泊まるときにベッドに早変わり。
ダイニングテーブルはW2000㎜のワイドテーブルを新調。家族みんなでワイワイ食卓を囲んだり、仕事をするにも広げて作業ができます。
これからの新しい生活に向け、お客様のこだわりが詰まった空間へ生まれ変わりました。
キッチン:パナソニック ラクシーナ
浴室:パナソニック リフォムス
トイレ:パナソニック アラウーノL150 タイプ2
壁面収納:パナソニック キュビオス
建具:パナソニック ベリティス
<工事内容>
・間取り変更
・キッチン移設・カップボード取付
・浴室交換
・トイレ交換
・壁面収納取付
・ウォークインクローゼット改修
・下足入れ交換
・エコカラット施工
・内装交換(洗面室以外全部屋)
・照明交換