モデルハウスで心に刻まれた「天井の梁」
津波で家を失くしたS様ご夫妻は、「復興公営住宅に入るから、もう家はいらない」と考えておられました。そんなある日、仮設住宅のポストに入った「フェニーチェホーム」のチラシを見て、「どんなものか」と軽い気持ちで見学。天井の梁を見て奥様は「こんな家に住んでみたい」と心に深く刻まれたそうです。しかし、建てる土地がなく諦めていたのですが、同じく家を失くし、先に新居を建てたお嬢様が「私の家の隣に建てたら」と申し出てくれたおかげで話は急展開。最初は遠慮していたものの、奥様が「それならフェニーチェホームを建てよう!」と決断されたそうです。「お父さんは船乗りで家にいなかったから、何でも私が決めるようになったの」と語る奥様の横で微笑むご主人。息もぴったりのご夫婦です。
予算内で、メザニンそのゆとりがうれしい
新居の感想を聞くと「当初は平屋の予定だったのが、メザニンになったの」とうれしそうな奥様。「大勢お客様が来ても大丈夫。最高11人が泊まったこともあるの」と予算内でゆとりの広さを実現できたことを喜んでおられます。パッチワークやリフォームなど手芸好きな奥様は、インテリアコーディネートもお得意。テーマカラーはグリーンと決め、ステキに演出されています。寝室の隣には、奥様専用の部屋も確保。当初は仕切りがなく1部屋でしたが、入居後に「仕切りをしたい」との奥様の要望で、引き戸に変更されました。「こちらの注文に素早く対応してもらい、担当の方には心から感謝しています」と語るご夫妻。思い切って家づくりに挑戦してよかったと語っておられます。