[ なぜ免震か ]
地震は必ず発生する
地震大国、日本。この言葉を耳にするたびに、不安を感じたり心が重くなったりします。でも、そんな日本で暮らしていくためには、事実を受けとめ、対策を施すことが不可欠なのです。
予測
巨大地震による全壊・焼失予測棟数は、南海トラフ巨大地震で238万棟超、首都直下型地震で61万棟。甚大な被害を及ぼした東日本大震災では約13万棟であったことを考えると、桁違いの被害想定です。これに向け、政府の最終報告書では、大前提として建築物の耐震化を推進する必要性が強調され、耐震化率が100%となることで被害者数を85%減らせるとされました。
国の主要施設は免震構造
国が地震から建物を守るために、
免震構造を採用しているという事実。証明
国の中枢機関や、命を預かる病院などでは免震構造を採用するケースが増えてきています。また既存の建物、特に公共の建物や国宝を陳列する美術館、歴史的建物などでは免震化が進行中です。地震の揺れから建物を守り、その寿命を延ばす。そして、建物内部の被害も軽減する。これこそ地震大国・日本の「住まい」に必要な基本構造ではないでしょうか。ナイスグループは、免震構造がご家族や住まいと生活を守る有効な方法であると考えています。
東京駅赤レンガ駅舎(東京都中央区)
■日本の主な免震構造の建物〈免震レトロフィット※含む〉
横浜市役所庁舎(横浜市中区)
大阪市中央公会堂〈重要文化財〉(大阪市北区)
国立西洋美術館(東京都台東区)
石巻赤十字病院(宮城県石巻市)東日本大震災時、免震構造を採用した石巻赤十字病院は、地震直後においても石巻地区で病院機能を維持することができ、災害拠点としてフル稼働して多くの人命を救うことができました。
※既存の建物基礎や中間層に免震装置を設置して免震の建物に生まれ変わらせる方法
- 首相官邸(東京都千代田区)